企業紹介
2024年4月4日更新
[企業紹介]肌と海に優しい日焼け止め|株式会社 TAG 営業部長の陣内義浩さんと広報の栽愛美さん|沖縄の魅力
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.425
商品を開発した陣内さんと広報の栽さん。クリームは昨年発売開始。売り上げの一部は、サンゴの保全に寄付される
天然成分を配合 化粧下地にも
株式会社 TAG
営業部長 陣内 義浩さん(左)
広報 栽 愛美さん(右)
肌と海に優しい日焼け止め「RINRINコーラルケアクリーム」。開発した陣内義浩さん(57)は、海に引かれて25年前に移住。ダイビングのガイドをする中で、海の変化に危機感を覚えたのが開発のきっかけだ。陣内さんと広報の栽愛美さん(31)に話を聞いた。
Q クリームの特徴は?
A 陣内さん 光触媒「トリニティーゼット」が配合されていることです。トリニティーゼットは、光が当たると有機物を水分などに分解し、海をきれいにする作用があると期待されています。
ほかに、保湿効果が期待できるパールプロテインエキスや石垣島産の月桃の精油など、天然成分を配合。環境へ負荷のかかる紫外線吸収剤は不使用で、紫外線散乱剤が紫外線を肌表面で散乱・反射させて肌を守ります(ナノ粒子不使用)。紫外線防御指数のSPF30PA++でしっかり紫外線をカットしますが、肌に優しく赤ちゃんや敏感肌の方にもご利用いただけます。
長く使い続けていただけるよう、肌のために使おうと思ってもらえる商品を目指しています。利用者からは「肌が明るくなった」「毛穴が締まった」など、うれしい声をもらっています。
クリームは国連ハビタット福岡本部のアシタネプロジェクトに環境改善技術として紹介された
Q どのような使い心地ですか?
A 栽さん クリームタイプの日焼け止めで、使い心地が軽く一日つけていても罪悪感がありません。スキンケアの後に化粧下地として使っていますが、肌がトーンアップしてつや感が増すので、ファンデーション要らずに。メークが時短になり、肌の調子も良くなったと感じています。
もともと環境問題に関心があり、クリームの意義に共感して広報を担当することに。毎日環境に良いものを使っている、と思うと気持ちが明るくなります。
Q 商品を開発したきっかけは?
A 陣内さん 変わっていく海に何かしなければと思ったことです。伊良部島でサンゴの再生・養殖をしながら、できることを模索。サンゴの白化現象の要因の一つが日焼け止め成分だと言われていたため、サンゴにも肌にも優しい日焼け止めを2年かけて作りました。
クリームはパラオとハワイで環境への負荷を理由に規制されている成分を使っておらず、売り上げの一部は、サンゴの保全に寄付されます。また、国連機関の国連ハビタット福岡本部のアシタネプロジェクトに、世界に誇る日本の環境改善技術として紹介されました。
現在、県内のホテルやカフェなどでクリームを販売しています。沖縄のサンゴと海を守る仲間として、販売店を募集中です。クリームが、沖縄の美しい海とサンゴを守る一助になればと願っています。
インスタグラムで情報発信
杉原井静香さんはクリームの公式インスタグラマーとして情報発信している。「肌に負担を感じずしっかり保湿してくれるので、私はナイトクリームとして使っています。毛穴が締まったと感じています」と話す。
株式会社TAG 北中城村島袋260-1CONFORT77A
電話=098(989)3381
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『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<425>
第1913号 2024年4月4日掲載