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2021年8月5日更新

[沖縄・シニアウェ~ブ in ほ~むぷらざ]生き物が伝える 自然と命の尊さ|座間味眞さん

このコーナーでは充実したシニアライフを送る人々を紹介します。8月は、淡水魚や昆虫などの在来生物を飼育、繁殖させ、譲渡会などを行っている名護市の座間味眞さん。自然環境や生命の大切さを伝えています。

多種多数の淡水魚や昆虫を飼育している座間味眞さん。自宅敷地に並ぶ大小たくさんの容器には、リュウキュウメダカ、タイワントウギョなど、生物の名前と生まれた日付が記されている。クワガタやカブトムシは名護市内小学校の3年生を対象に寄贈している=名護市
多種多数の淡水魚や昆虫を飼育している座間味眞さん。自宅敷地に並ぶ大小たくさんの容器には、リュウキュウメダカ、タイワントウギョなど、生物の名前と生まれた日付が記されている。クワガタやカブトムシは名護市内小学校の3年生を対象に寄贈している=名護市
 

座間味眞さん(72) 名護市

20年前から、リュウキュウメダカ、タイワントウギョ、ドジョウ、フナ、クワガタ、カブトムシなど沖縄の在来生物の飼育を始めた座間味眞さん。繁殖させたものは定期的に無料配布会を行い、市内の小学生に寄贈する活動を行っている。

小学校への寄贈は、あらかじめ学校側の意向を聞き、希望する学校の3年生を対象に、オキナワカブトムシの幼虫などが1人1匹は持ち帰れるよう用意している。寄贈の際は授業で昆虫の生態や飼育法を指導。「最初は虫に触れなかった子も、あとは手に乗せ、虫の動きを夢中になって見るようになるよ」と目を細める。

例年なら夏休み前に配り、自由研究などに活用してもらうが、今年はコロナ禍で夏休み明けの寄贈となる。しかし、昨年より多い9カ所の小学校から希望があったそうで、活動へ寄せられる評価と広がりを喜ぶ。


人生を楽しみながら

那覇市首里の出身で、進学、就職のため15年間、県外で暮らした。その後、名護市屋我に移り、車エビの養殖業を創業。「仕事人間だった」座間味さんは、52歳のとき糖尿病を患い「人生観を変えた」と話す。「このまま人生を終わらせたらつまらない。健康管理を兼ね、楽しみながら毎日を過ごそう」と決めた。

28年続けた車エビ養殖業を辞め、58歳で宅地建物取引士の免許をはじめ、自然体験活動指導者など数々の資格を取得した。病をきっかけにフルマラソンにも挑戦。67歳まで完走し続け、68歳以降はハーフマラソンを楽しんでいる。

山や川など自然に触れながら過ごすうち、自然、生命、環境、情操の大切さを子どもたちに伝えていきたいと、在来生物の飼育、繁殖、譲渡を始めるようになった。その活動は共感を集め、「沖縄イチムシ会」の設立にもつながり、会員も約40人まで増えた。「名護だけでなく中部、南部にも拠点ができ、各地域で飼育体験の普及活動が広がれば」と期待を抱く。

「やがじ不動産」を創業した座間味さんの名刺には、「趣味」として「山、沢歩き、シュノーケル、ジョギング、クワガタ、淡水魚の繁殖」が記載されている。「これからの人生は趣味や地域貢献が大事だから」。座間味さんの笑顔が一段と輝いた。


座間味さんは毎月第2、4土曜日の午後2時~5時、タイワントウギョ(上写真)やメダカ(下写真)などの無料配布(要予約)を行っている。 電話090(3793)3896座間味さんは毎月第2、4土曜日の午後2時~5時、タイワントウギョ(上写真)やメダカ(下写真)などの無料配布(要予約)を行っている。 電話090(3793)3896
座間味さんは毎月第2、4土曜日の午後2時~5時、タイワントウギョ(上写真)やメダカ(下写真)などの無料配布(要予約)を行っている。 電話090(3793)3896

カブトムシ(写真)やクワガタも飼育。約2年かけて育てたものを、名護市内の小学校へ寄贈し、飼育法も指導している
カブトムシ(写真)やクワガタも飼育。約2年かけて育てたものを、名護市内の小学校へ寄贈し、飼育法も指導している


取材/赤嶺初美(ライター)
毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1774号 2021年8月5日紙面から掲載」

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