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2021年6月10日更新

[沖縄・企業紹介]沖縄の魅力|コザ信用金庫 本店営業部 部長 仲松秀和さん|地域に寄り添い共存共栄目指し

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.330
「地元とともに」をモットーに金融サービスを提供しているコザ信用金庫(本店・沖縄市)。先月、本店営業部の部長に就任した仲松秀和さん(54)に業務で心掛けていることなどを聞いた。

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感謝の気持ちを込めた明るい笑顔で利用者を迎えるコザ信用金庫本店スタッフの皆さん。写真中央は、本店営業部の部長、仲松秀和さん

県内唯一の信用金庫

コザ信用金庫 本店営業部 部長
仲松 秀和 さん


Q 金庫の特徴は?

  県内唯一の信用金庫であること。1954年に創立し、本島内に19支店を構えています。信用金庫とは、地域の方々が利用者や会員になる相互扶助を目的とした協同組織金融機関です。主な取引先は個人や、個人事業主、中小企業で、沖縄県民であればどなたでも利用できます。

当金庫の原点は、地域の皆さまとの「相互扶助」「共存共栄」。地域住民の生活向上と中小企業の繁栄の支えとなることを目指しています。





「当金庫の強みは足を使った営業による迅速な対応と情報収集」と話す仲松さん

Q 業務で心掛けていることは?

 日々、お客さまを訪問し、“Face to Face(フェース トゥ フェース)”で相談や希望を伺っています。お
客さまに困りごとがあれば一緒に考えて、解決や改善につなげていくお手伝いをする。当金庫の強みは、足を使った営業による迅速な対応と情報収集にあります。

定期的にお会いしているからこそ、お客さまの困りごとに対してすばやく対応して、その方に合った解決法を提案できますし、営業で地域を回って得た情報がお客さまの役に立つこともあります。

コロナ禍の昨今も業務の方針は変わりませんが、訪問の際は事前に必ずお客さまの了承を得て、マスク着用や消毒、ソーシャルディスタンスへの配慮など感染症対策を徹底しています。

接客にあたっては、目配り・気配り・心配りを心掛け、明るい笑顔と感謝の気持ちで接することを一番大切にしています。職員同士フォローし合いながら、スピード感とプロ意識を持って、お客さま満足度の向上を目指しています。


Q 今後の展開は?

 コロナ禍で困っている地域の方を支えることに注力していきます。これまでのように、お客さまと知恵を出し合って、この困難を乗り越えていければと。どんなことでも気軽に相談していただける、地域に親しまれる「親近(信金)感」のある金融機関が目標です。そのためには、地域との交流や情報発信が必要です。毎年、6月15日の「信用金庫の日」には、各店舗でボランティア活動や清掃活動、献血運動、ロビー展など地域貢献活動を実施しています。これからもこうした取り組みを通じて、地域と共に歩む信用金庫を広くアピールしながら、地域との絆を強めていきます。


6月15日は「信用金庫の日」


信用金庫法が1951年6月15日に公布・施行されたことにちなんだ「信用金庫の日」。コザ信用金庫本店=写真=は6月15日(火)、書道のロビー展を開催する。各店舗でもさまざまな地域貢献活動を予定している。


コザ信用金庫
沖縄市上地2-10-1
☎︎098(933)1139


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<329>
第1766号 2021年6月10日掲載

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