企業紹介
2021年3月25日更新
沖縄銀行なかぐすく支店 支店長 大城歩さん|学生に親しまれる銀行に
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.322
昨年12月、沖縄銀行なかぐすく支店は、中城村南上原の琉球大学東口近くに店舗を移転した。支店長の大城歩さん(47)に話を聞いた。
店内に自習室 OKI Pay推進
沖縄銀行 なかぐすく支店
支店長
大城歩さん
Q 新店舗の特徴は?
A 外観や店内は、カフェのような親しみやすいデザインになっています。入り口近くに案内役が常駐する「コンシェルジュカウンター」を設けて、スムーズなサービスの案内を図っています。周りを気にせず安心して相談ができるよう、個室も設置。琉球大学の近くという立地から、学生にとっても身近で親しみやすい銀行を目指し、就活のための自習などに使える就活応援コーナー(人事部サテライト室)を設けています。
Q 学生に対する取り組みは?
A 学生に口座の開設やスマートフォンを使ったキャッシュレス決済サービス「OKI Pay(オキペイ)」の案内など、積極的に声かけしています。そうしたやりとりの中で、これからの沖縄を担う学生の金融知識の向上につながればと、資産形成の方法などを教えることも。先月はオンラインでのインターンシップも開催。カメラを通じて行内を案内したあと、参加者と活発な質疑応答を交わしました。インターンシップを通じて当行に興味を持ち、就活応援コーナー(人事部サテライト室)を利用するようになった学生もいます。
大学構内に出店しているキッチンカーを利用する学生に、OKI Payの使用を促す取り組みを行っています。OKI Payを使ってキッチンカーで買い物する学生も増えるなど、反応も上々です。学生へのキャッシュレス訴求に加え、キッチンカーの利用を促すことにもなり、地元の飲食店と学生をつなげることに一役買えたことをうれしく思います。
Q 今後の展開は?
A 南上原地域は学生だけでなく、若いファミリー層も多いので、ライフプランや資産形成、マイホーム取得の相談など、お客さまの目線で対応していきます。地元企業の活性化や、SDGsの取り組みとして行っている寄付活動=下参照=など、当行の経営理念である「地域密着」、「地域貢献」にこれからも努めていきます。
自習などに使える就活応援コーナー(人事部サテライト室)。電源やWi-Fi完備。行員おすすめの書籍を置いた図書コーナーもある
中城村に子ども用品を寄付
なかぐすく支店ではSDGsの取り組みとして、利用客から子ども服やランドセル、文具などいらなくなった子ども用品を募り、集まった品を村を通じて子どものいる家庭に寄付している。写真は浜田京介村長(左)に目録を手渡す大城支店長。
沖縄銀行なかぐすく支店
電話098(870)3330
中城村南上原960番地9
『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<322>
第1755号 2021年3月25日掲載