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2020年10月8日更新

(株)イノアック琉球 代表取締役 嶋田光二さん|県産のウレタンフォーム

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.310
 ウレタンフォームを使った生活用品や産業用資材などの製造販売を手掛ける(株)イノアック琉球。国内で先駆けてウレタンフォーム生産を始めた(株)イノアックコーポレーション(本社・愛知県)のグループ会社として2017年に沖縄に設立され、ことし6月、うるま市に新社屋と工場が完成した。代表取締役の嶋田光二さんに話を聞いた。

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沖縄に根差し アジアへ展開


(株)イノアック琉球
代表取締役 嶋田光二さん



Q 事業内容は?
 ウレタンフォームはポリウレタンを発泡して硬化させたもので、生活用品をはじめ、土木建築や産業機械、電化製品などさまざまな分野で使われている素材です。弊社はウレタンフォームを加工して、寝具・マットレス、座いす、ソファなどを製造し、県内のサンエー、メイクマン、イオンなど大手量販店に販売しています。ほかにもスポンジやクッション・座布団などを製造。一部商品は県産品の認定を受けています。今月から加工だけでなくウレタンフォームの生産もスタートします。
 県内で販売・使用されているウレタン製品は本土で製造されたものが主ですが、県内の需要に応じて自社製品を供給していきたいと考えています。最近では、県のいくつかの自治体で県産品に認定された防災マットレス=下記参照=の導入が決まっています。


Q 会社の特徴は?
 本社のイノアックコーポレーションは1926年の創業以来、自転車用タイヤ・チューブの生産から始まり、ウレタン、ゴム、プラスチック、複合材を使った多彩な製品やサービスを提供してきました。そうして長年培ってきた技術と多様な事業が強み。今後は、ウレタンフォームに限らず、イノアックコーポレーションが扱うさまざまな発泡体を供給していく予定です。
 北海道から九州まで全国各地に工場があり、海外にも展開しています。国内では沖縄が最後に進出した拠点になります。社員のほどんどは県内採用で若い社員が多いです。沖縄の雇用創出や人材育成にひと役買えればと思います。


   
Q 今後の展開は?
 「メイドイン沖縄を世界へ」。沖縄の立地条件を生かして、アジア諸国に向けて製品を供給したい。そのためにも付加価値のある魅力的な商品の開発を目指します。沖縄の素材を使った商品開発もその一つ。サトウキビなどを利用できないか考えています。




工場ではウレタンフォームを加工してマットレスなどを製造。発泡する体制も整い生産もスタート


 県産品の防災マットレス 

「防災マット HS‐SK」は、軽量で薄くても良好なクッション性を実現したマットレス。収納性や耐久性に優れ、体育館や公民館など災害発生時の避難所に備えておくのに最適。沖縄県産品の認定を受けている。




うるま市勝連南風原5193ー26   
電話098(921)0181


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<310>
第1731号 2020年10月8日掲載

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