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2020年10月8日更新

良いマネー習慣は一生の宝物|女性のイマドキ!マネー術[18]

良いマネー習慣とは「勝手に貯まり続ける仕組み」のこと。若い時にこの習慣を身につけると、その後の人生を豊かにする大きな力になります。ミレニアム世代が身につけておきたいマネー習慣をファイナンシャルプランナーの岡田有里さんがアドバイスします。文・岡田有里(ファイナンシャルプランナー)

おひとりさま・ミレニアム世代(20~35歳前後)のマネー知識
 

なるべく楽して豊かに

楽してお金が貯(た)まるなら、そうしたいと思いませんか? 若い時に良いマネー習慣を身につけると一生の宝物となり、その後の人生を豊かにする大きな力となることをご存じでしょうか? 

今回はミレニアル世代が今すぐ身につけるべきマネー習慣をご紹介します。ちなみにミレニアル世代とは2000年以降に成人した20歳~35歳前後の世代をさします。
 

「勝手に貯まる仕組み」作り

良いマネー習慣とは「勝手に貯まり続ける仕組み」です。ストレスフリーで資産形成をするには不可欠なこの習慣を若い時に身につけましょう。難しい知識を必要とせず、収入・資産の大小は関係ありません。仕組みさえ作れば続けるだけでお金が勝手に貯まり始めて人生が楽になりますよ。
 

3ステップで身につける

◆ステップ1 「まずは貯める」からスタート
今すぐ1万円(または2万円)を封筒に入れて残します。来月は給料が出たら1万円(または2万円)を同じ封筒に入れ、残金で生活します。これを3カ月続けて習慣にします。

◆ステップ2 情報収集と時代にあったアドバイスをくれる人探しを1万円積み立てと同時進行
その際に未来はこうなりたいとプラスイメージを膨らませながらお金の学びを進めましょう。多くの人が情報収集を先にして貯蓄・運用をスタートする順番を選びますが、それでは出遅れます。重要なのは行動です! まずは何も考えずに貯め始める。そして、学びを同時進行で進めるのが賢い方法です。

◆ステップ3 「勝手に貯まる仕組み」作りをスタート
毎月の積み立てに慣れたら「勝手に貯まる仕組み」作りをスタートします。
金融商品(預金、投資信託、生命保険など)と制度(つみたてNISA、iDeCoなど)を組み合わせ、長期積み立てと投資運用の計画を立てます。最大ポイントは全てを自動化することです。お金が自動的に給与口座から金融商品や貯金用口座に流れるように設計することで「勝手に貯まる仕組み」が完成します。

ちなみに、筆者の資産形成は完全自動化されており、給与口座からお金が複数の金融商品に流れたことに気付かないほど生活習慣の一部になっているので忙しい日々でも資産形成が継続できています。最初は計画が不完全でも大丈夫です。

ミレニアル世代は結婚、出産、転職など人生の転機が次々にやってくるのも特徴です。金額や金融商品を調整しながら目標額に向かって完全自動化された仕組みを30代で完成させるつもりで組み立てていきましょう。


頭の中をプラスのイメージで満たすことが、稼ぐ力と貯める力を育む
 

プラスのイメージが大事

ここで大事なのが人生のプラスイメージです。世界中の美術館を巡る旅をしよう! とか、テニスやゴルフサークルに入って健康生活を送ろう!など、憧れのライフスタイルやキャリアをイメージします。老後はお金を節約しながら年金生活なんて不安を助長するマイナスイメージは封印しましょう。

若い時は頭の中をプラスイメージで満たすことが、未来の稼ぐ力と貯める力を育てる土壌になると筆者は考えます。ぜひ、無理やりでも夢を見て、妄想を大きく膨らませてみましょう。プラスイメージの妄想は意外と難しくて練習が必要だとわかると思います。

良いマネー習慣は一生の財産です。ミレニアル世代は未来のプラスイメージをビジュアル化すると同時にお金が貯まる仕組み作りを優先して、自分の未来が花開くように準備しましょう。


  


おかだ・ゆり/ファイナンシャルアライアンス(株)沖縄支店所属。外資系企業を経て沖縄へ。女性のマネー知識の底上げをライフワークに活動
 

『週刊ほ〜むぷらざ』女性のイマドキ!マネー術
第1731号 2020年10月8日掲載

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この記事のキュレーター

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岡田有里

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ファイナンシャルプランナー。ファイナンシャルアライアンス(株)沖縄支店所属。外資系企業に就職し海外勤務を経験し、2000年に沖縄へ。「私の未来に安心を!」をテーマに、女性のマネー知識の底上げをライフワークに活動。

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