企業紹介
2020年9月3日更新
公文教育研究会 那覇事務局 局長 髙橋靖さん|公文の先生をサポート
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.307
算数・数学、英語、国語などの教材の開発や、それを使った教室を運営する公文教育研究会。那覇事務局の局長、髙橋靖さん(40)に話を聞いた。
時流に合わせ リモート学習
公文教育研究会 那覇事務局
局長 髙橋靖さん
Q 公文の特徴や事務局、先生の仕事内容は?
A 公文式は、子ども一人一人の可能性を追求し、その能力を最大限に伸ばす学習法。一般の学習塾のように授業をするのではなく、子どもたちがそれぞれの学力の向上に合わせて、少しずつ難易度の高い教材に挑戦するのが特徴です。適度に難しい問題を解くことで「やればできる」という自己肯定感や学力を身につけていきます。公文の先生は子どもたちに寄り添い、その子の学力や性格など個性を把握して、やる気が出るようにサポートします。
事務局の仕事は、先生方のサポート。指導方法や教室の運営について相談を受けたり、教室の引き継ぎや新しい教室の開設をしたりしています。公文では週に2回教室があり、先生のライフスタイルに合った運営を一緒に考えます。先生方の前職はさまざまですが、子育ての経験が指導に生きたり、苦手としていた教科を上手にアドバイスできるようになったりします。何より子どもたちの力になりたいという熱意がある方が向いています。
Q 仕事のやりがいは?
A 先生同士も指導方法について情報共有して、高め合っています。事務局の仕事は先生たちに寄り添い、子どもたちがより伸びていけるように一緒に考える。その結果、子どもの成長、変化がみられると先生方は本当に生き生きとされます。それがわれわれの仕事のやりがいです。沖縄の先生方は地域の子どもたちのためにと思っている方ばかりなので、尊敬する存在ですし、刺激を受けます。
Q 今後の展開は?
A 新型コロナウイルスの影響で教室に多人数を入れられないので、教室での学習中は3密対策を行い、在宅でもリモート学習ができる体制を整えています。先生はウェブ会議ツールや電話を使って子どもたちを見守ります。そこが通信学習との違いです。先生の見守りのもと、自分に合った教材を解く公文式はリモート学習と相性がいいと思います。在宅でも教室と同じ、それ以上に伸ばせる手ごたえを感じます。新型コロナの影響で家庭学習の重要性が増している中、公文式が沖縄の教育に貢献する一助になれば。
先生方との研修や生徒指導にもウェブ会議ツールを利用している
くもんの先生説明会を開催中
同会では、公文の先生を募集している。個別や少人数で「くもんの先生説明会」を開催しており、ホームページで予約ができる。希望者はオンラインで説明会も行っている。詳細はQRコードから。問い合わせは フリーダイヤル0120(834)414。
公文教育研究会 那覇市おもろまち1‐1‐12
『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<307>
第1726号 2020年9月3日掲載