2025年4月24日更新
[ほ〜むぷらざ便り・見て魅る]多様な供養スタイルを提供|八重瀬メモリアルパーク
八重瀬メモリアルパークが、新たに室内墓所を加えた「総合供養施設」として4月29日にグランドオープンする。天候に左右されない室内墓所や、ペットと共に眠れるガーデンテラスなど、現代のニーズに応える多様で新しい供養スタイルを提案している。
八重瀬メモリアルパーク
多様な供養スタイルを提供

八重瀬メモリアルパークに新設された室内墓所「久遠の想い」。桜や紫陽花など五つの参拝室があり、後継者がいなくなっても供養を続けてもらえる永代供養が付いている
「総合供養施設」 29日オープン
2018年に開園した「八重瀬メモリアルパーク」。昨年の洋風墓地「ガーデンテラス」に続き、今年は室内墓所「久遠の想い」を新設。「総合供養施設」として進化した姿を見せる。
室内墓所の最大の特徴は、「思い出参拝」と呼ばれるデジタルサイネージの導入だ。墓石のモニターに故人の名前や写真などが映し出される仕組みで、従来の霊園とは異なり、サロンのように洗練された落ち着きのある空間で、ゆっくりと故人をしのぶことができる。施設内はバリアフリー設計となっており、車いすやベビーカーでもスムーズに移動できるのも魅力だ。

バリアフリー設計、エアコン完備で車椅子やベビーカーでも安心快適
同パークを運営する沖縄県メモリアル整備協会の島元留美さんは「高齢者や子ども連れだと、夏の猛暑や冬の寒さ、雨風を避けられるのは安心。エアコン完備で天候に左右されず、お花やお香も常時用意されているし、草刈りも不要。いつでも快適にお参りできます」と話す。
併設されているホールでは、家族や親族が集まり、年忌法要なども執り行える。法要でよくある駐車場の不安も、ここでは心配ない。

家族や親族が集まり、年忌法要などが執り行える法要室。駐車場の心配も不要だ
また、昨年の秋に開設された「ガーデンテラス」は、ペットと一緒に供養できる施設となっている。開放感にあふれた庭園スタイルの洋風墓地で、人間の遺骨と共にペットの遺骨も納められ、ペット専用の合祀(ごうし)墓もある。

ペットも一緒に眠れる庭園スタイルの洋風墓地「ガーデンテラス」
同協会営業本部長の石橋洋樹さんは「現代は家族のライフスタイルや価値観も多様化し、沖縄ならではの門中墓や個人墓の継承が難しくなっています。お墓や供養とは本来、先祖を敬い、感謝を伝え、家族間の絆を強めるということ。その目的を大切にしながら、現代のニーズに合わせた供養のかたちも考えていく必要があると思います」と語る。その言葉通り、八重瀬メモリアルパークでは、一般墓からマンションタイプの個別墓、永代供養の納骨堂に加え、ガーデンテラス、室内墓所、遺骨や位牌(いはい)の預かりまで多様な供養スタイルを提案している。石橋さんは「このような総合供養施設は全国的にも珍しく、喜びの声もたくさんいただいています」と話す。
同協会ホームページで見学の予約、無料見積もりなどが可能。ぜひチェックしてみて。

故人名や思い出の写真などが映し出されるデジタルサイネージの墓石。自然に思い出話が生まれる

終活カウンセラーの資格を持つスタッフが管理事務所に常駐。線香などの参拝用品も常備している
ペットも一緒に供養
八重瀬メモリアルパークでは、昨年秋、ペットも一緒に眠れる庭園スタイルの洋風墓地「ガーデンテラス」を新設した。「ペットも家族。一緒に供養したいという思いをかなえることができました」と島元さん。50年間利用でき、その後、ペットの遺骨は人とは別にペット専用の合祀(ごうし)墓に納められる。使用期間の延長も可能だ。

ガーデンテラス

ペット専用合祀墓

『週刊ほ〜むぷらざ』ほ〜むぷらざ便り 見て魅る
第1967号 2025年4月24日掲載
多様な供養スタイルを提供

八重瀬メモリアルパークに新設された室内墓所「久遠の想い」。桜や紫陽花など五つの参拝室があり、後継者がいなくなっても供養を続けてもらえる永代供養が付いている
「総合供養施設」 29日オープン
2018年に開園した「八重瀬メモリアルパーク」。昨年の洋風墓地「ガーデンテラス」に続き、今年は室内墓所「久遠の想い」を新設。「総合供養施設」として進化した姿を見せる。
室内墓所の最大の特徴は、「思い出参拝」と呼ばれるデジタルサイネージの導入だ。墓石のモニターに故人の名前や写真などが映し出される仕組みで、従来の霊園とは異なり、サロンのように洗練された落ち着きのある空間で、ゆっくりと故人をしのぶことができる。施設内はバリアフリー設計となっており、車いすやベビーカーでもスムーズに移動できるのも魅力だ。

バリアフリー設計、エアコン完備で車椅子やベビーカーでも安心快適
同パークを運営する沖縄県メモリアル整備協会の島元留美さんは「高齢者や子ども連れだと、夏の猛暑や冬の寒さ、雨風を避けられるのは安心。エアコン完備で天候に左右されず、お花やお香も常時用意されているし、草刈りも不要。いつでも快適にお参りできます」と話す。
併設されているホールでは、家族や親族が集まり、年忌法要なども執り行える。法要でよくある駐車場の不安も、ここでは心配ない。

家族や親族が集まり、年忌法要などが執り行える法要室。駐車場の心配も不要だ
また、昨年の秋に開設された「ガーデンテラス」は、ペットと一緒に供養できる施設となっている。開放感にあふれた庭園スタイルの洋風墓地で、人間の遺骨と共にペットの遺骨も納められ、ペット専用の合祀(ごうし)墓もある。

ペットも一緒に眠れる庭園スタイルの洋風墓地「ガーデンテラス」
同協会営業本部長の石橋洋樹さんは「現代は家族のライフスタイルや価値観も多様化し、沖縄ならではの門中墓や個人墓の継承が難しくなっています。お墓や供養とは本来、先祖を敬い、感謝を伝え、家族間の絆を強めるということ。その目的を大切にしながら、現代のニーズに合わせた供養のかたちも考えていく必要があると思います」と語る。その言葉通り、八重瀬メモリアルパークでは、一般墓からマンションタイプの個別墓、永代供養の納骨堂に加え、ガーデンテラス、室内墓所、遺骨や位牌(いはい)の預かりまで多様な供養スタイルを提案している。石橋さんは「このような総合供養施設は全国的にも珍しく、喜びの声もたくさんいただいています」と話す。
同協会ホームページで見学の予約、無料見積もりなどが可能。ぜひチェックしてみて。

故人名や思い出の写真などが映し出されるデジタルサイネージの墓石。自然に思い出話が生まれる

終活カウンセラーの資格を持つスタッフが管理事務所に常駐。線香などの参拝用品も常備している
ペットも一緒に供養
八重瀬メモリアルパークでは、昨年秋、ペットも一緒に眠れる庭園スタイルの洋風墓地「ガーデンテラス」を新設した。「ペットも家族。一緒に供養したいという思いをかなえることができました」と島元さん。50年間利用でき、その後、ペットの遺骨は人とは別にペット専用の合祀(ごうし)墓に納められる。使用期間の延長も可能だ。

ガーデンテラス

ペット専用合祀墓

第1967号 2025年4月24日掲載