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2020年6月4日更新

家で手軽にアウトドア料理|キャンプ料理に挑戦

アウトドアでの料理はまた違った味わいがある。そんなアウトドア気分に浸り、おうちで気軽に料理を楽しみたいという人は多いのでは。沖縄県キャンプ協会の中山良正会長と二宮しのぶ事務局次長におすすめのアウトドア料理を教えてもらった。親子でチャレンジしてみて!

家で手軽にアウトドア料理

段ボールで薫製料理




段ボール薫製料理にチャレンジ!

準備するもの


段ボール箱
※薄いタイプは材料の重さで壊れてしまうので避ける



アルミ皿
スモークウッドを乗せるためのもの



金網
食品を乗せるためのもの。100円均一でも手に入る





スモークウッド
アウトドアショップやホームセンターなどで買える。チップでもいいが、スモークウッドは着火すると燃え続け、一定の温度と煙が出て使いやすい




金串棒2本(1段)~4本(2段分)
金網の土台に使用。段ボールの側面から反対側の面まで突き刺せる長さのものを



食材
プロセスチーズやナッツ、ちくわ、ウインナーなど



段ボール薫製の手順


1.食材が入る高さを考慮して、網を入れる位置を決め、段ボールの両側面に金串を刺すための穴を開ける。金串が水平でなかったり、前後で高さが違うと網に乗せた食材が転がったりする原因になるので、正確に穴を開けるよう。



2.金串を刺したら、網を乗せ水平になっているかなど確認する(上イラスト参照)。その後、食材を金網に乗せ、段ボールの中にセットし、スモークウッドに火をつけ、箱のふたを閉じる。



3.薫製は煙がうまく循環することが必須なのでふたを閉じた後、少し空気を通してあげるための穴がほしい。イラストのように下の部分を折るなどして、空気が入る穴を開ける。薫製時間の目安は1時間~1時間半。

※食材については、プロセスチーズやナッツ、ちくわなどの練り物のように最初から味がついていて乾燥しているものはすぐに使える。スライスベーコン、ウインナーなども、薫製前に水気を取ればうまく仕上がる。タマゴや魚介類などは前もって味付けをして、空気に当て水分を飛ばしておく必要がある。食材が水分を含むと煙により酸味がかった仕上がりになってしまうのを避けるため。


中山会長に聞いた! 薫製料理の魅力


県キャンプ協会会長の中山良正さん

香り楽しみ酒のつまみにも

薫製は食材に香りをプラスし、その香ばしさを楽しめるのが魅力。お酒のつまみにもいいし、薫製器や食材が準備できれば、簡単なので、どちらかというと男の料理といえそう。

食材は、チーズやナッツのような味がついていて乾燥し、そのままでも食べられるものが簡単でよい仕上がりになります。タマゴはゆでタマゴにし、味付けをして水気を取る作業が大事。味付けは、めんつゆにコショウを入れて味付けするなど自分なりに工夫してみてください。薫製器を買うまでもなく段ボールで代用でき、手軽。煙が出るので外で楽しむのが基本。おうちで楽しむ場合は庭やベランダなど換気のいい場所を選んで。


簡単!ホイル焼きとアップルパイ




ホイル焼きとアップルパイのレシピ

缶詰を使ったホイル焼き

【材料】(1人分)
・缶詰(シーチキン、コンビーフハッシュ、サバ水煮など)
・タマネギ4分の1個
・ジャガイモ2分の1個
・トマト小 4分の1個
・しめじ適量
・ニンジン適量
・マヨネーズ適量
・塩適量
・コショウ適量

作り方
1.タマネギ、ジャガイモ、トマトを薄く切る。
2.アルミホイルにマヨネーズを好みでたらし、その上にタマネギ、ジャガイモを重ねたら、塩、コショウを振る。さらに缶詰の具材、トマト、しめじ、ニンジンの順に重ねる(写真①)。
     
   
3.アルミホイルで包み、密封する(写真②)。
     
   
4.網の上に乗せ、弱火で10~12分ほど蒸し焼きにする。

ウィーン風アップルパイ

【材料】(4人分)
・市販のパイシート1枚
〈パン粉の詰め物〉
・パン粉(細目)4分の1カップ(50ml)
・無塩バター10~15g ・シナモン適量
〈リンゴの詰め物〉
・リンゴ小1個(170g)・グラニュー糖大さじ1
・バニラシュガー大さじ2分の1
・レモン汁適量 ・レーズン10~15g
〈パイの仕上げに〉・卵黄 ・粉砂糖

パン粉の詰め物とリンゴの詰め物を先に作る
〈パン粉の詰め物作り〉
1.パン粉をビニール袋に入れ麺棒などで細かくする。
2.バターをフライパンに入れ中火で溶かし、パン粉を加えてよく炒める。
3.シナモンを振りかけよく混ぜる。その後、ボールに移し冷ましておく。

〈リンゴの詰め物作り〉
1.リンゴの皮をむいて薄く切る。
2.切ったリンゴを袋に入れ、レモン汁、シナモン、グラニュー糖、バニラシュガー、レーズンと入れ、よく混ぜる。

作り方
1.オーブンを200度に温めておく。フライパンでバターを溶かす。
2.台の上にラップを敷き、麺棒で生地を薄くのばし、溶かしたバターを生地に塗る。
3.2にパン粉、リンゴの詰め物を乗せ、ラップを使って生地を巻く(写真③)。
     
   
4.詰め物がはみ出さないよう生地の両端を閉じる。
5.鉄板にベイキングシートを敷き、パイを乗せる。
6.パイの表面に卵黄を塗る(写真④)。
       
   
7.200度に温めておいたオーブンで25分焼く。
8.焼けたら冷まし、4等分に切り粉砂糖を振る。

二宮事務局次長に聞いた! キャンプ料理を楽しむポイント


協会事務局次長の二宮しのぶさん

食卓工夫して気分上げる

キャンプでは、食事が重要な役割を果たしています。キャンプ料理で大切なのは、前もって下ごしらえをしておくこと。キャンプ場での調理時間が短縮され、その時間を遊びの時間に当てられます。下ごしらえの段階から子どもたちと一緒に準備することで、親子の共通の時間が持てますしキャンプへの期待も高まります。

また、おうちでも庭やベランダなどにキャンプ用のテーブルや椅子などを設置して食事を楽しむと、アウトドア気分を楽しめおすすめ。かわいい食器や花などを飾り食卓を工夫してコーディネートすると気分も上がり、おいしさが増すと思います。

 
◆沖縄県キャンプ協会
080-1701-6694
編集/安里則哉
『週刊ほ〜むぷらざ』ハピフルCAMP キャンプ料理に挑戦
第1713号 2020年6月4日掲載

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スタッフ
安里則哉

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日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。

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