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2020年1月16日更新

読まれなかった小説|相いれぬ父子をつないだもの[沖縄・映画館へ行こう!]

[fun okinawa・エンタメ情報]桜坂劇場から、新作映画をピックアップして紹介。
★2020年1月18日(土)より桜坂劇場で公開

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© 2018 Zeyno Film, Memento Films Production, RFF International, 2006 Production, Detail Film,Sisters and Brother Mitevski, FilmiVast, Chimney, NBC Film


読まれなかった小説

相いれぬ父子をつないだもの

主人公シナンの夢は作家になること。大学を卒業し故郷へ戻り、処女小説の出版のため奔走するが、誰にも相手にされない。

シナンの父イドリスは引退間際の教師。競馬好きな父とシナンは相いれない。シナンは気が進まぬまま教員試験を受けるが、父と同じ教師になって、この小さな町で平凡に生きるなんて…。

父子の気持ちは交わらぬように見えたが、ふたりをつないだのは意外にも誰も読まなかったシナンの小説だった。不可解でいて絶対に失うことのない家族の絆を温かさだけでなく、冷淡さをも持って描き出す。

監督は、前作「雪の轍」でカンヌ国際映画祭パルムドール大賞を獲得した世界的巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン。知人父子の物語に魅了された監督が自身の人生も反映させて完成させた。


予告|桜坂劇場サイトへ

2018年/トルコ・フランス・ドイツ・ブルガリア・マケドニア・ボスニア・スウェーデン・カタール/189分/監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン/出演:アイドゥン・ドウ・デミルコル、ムラト・ジェムジルほか


桜坂劇場|最新映画情報
[info]
沖縄市民小劇場あしびなーで、2020年1月20日(月)・21日(火)の2日間、ヒット作「国家が破産する日」を上映。1997年の韓国経済危機の裏側を描いた、史実に基づくヒューマンドラマ。上映は、11時/13時40分/16時20分/19時の1日4回。無料駐車場あり。

<予約・問い合わせ>
沖縄市民小劇場あしびなー
098‐934‐8487

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『週刊ほ〜むぷらざ』エンタメ・映画情報
第1694号 2020年1月16日掲載

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安里則哉

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日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。

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