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2019年1月3日更新
年明けは映画を楽しもう![沖縄・映画館へ行こう!]
[fun okinawa・エンタメ情報]桜坂劇場から、年明けにおすすめの映画を紹介。家族映画や時代劇などを上映。親子で楽しめる多彩な映画が満喫できる。
鈴木家の嘘
★2019年1月5日(土)より桜坂劇場で公開家族の死と再生の物語
ある日、鈴木家の長男・浩一が突然この世を去った。ショックで記憶をなくした母のため、父と長女は「浩一は家を出て、アルゼンチンで働いている」とうそをつき、親戚も巻き込んでアリバイ作り。すべては母の笑顔のために。
母へのうそがばれないよう奮闘する父と娘の姿をユーモアたっぷりに描きつつ、悲しみと悔しさを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に優しく紡ぐ。家族の死と、そこからの再生という重厚なテーマを心に染みる心温まる喜劇に仕立てた家族映画の傑作だ。
夫婦役を演じるのは、岸部一徳と原日出子、引きこもりの長男・浩一役に加瀬亮がふんする。名匠たちの助監督を務めてきた野尻克己監督が初メガホンを取ったデビュー作。2018年・第31回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品され、作品賞を受賞した。
<予告|桜坂劇場サイトへ>
2018年/日本/122分/PG12/監督:野尻克己/出演:岸部一徳、原日出子、木竜麻生、加瀬亮、吉本菜穂子ほか
©2016 - CE QUI ME MEUT - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINEMA
おかえり、ブルゴーニュ
★2019年1月5日(土)より桜坂劇場で公開
再会した三兄妹
舞台はフランス・ブルゴーニュ地方。ワイン醸造家の父親の死をきっかけに、10年ぶりに再会する三兄妹の物語。長男は離婚問題を抱えていて、長女は醸造家としての働き方に悩み、末っ子は義父問題に揺れ、それぞれが打ち明けづらい悩みや問題を抱えていた。さまざまな出来事に直面する中で、家族それぞれのあり方を描くヒューマンドラマだ。
<予告|桜坂劇場サイトへ>
2017年/フランス/113分/PG12/監督:セドリック・クラピッシュ/出演:ピオ・マルマイ、アナ・ジラルド、フランソワ・シビルほか
©SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
斬、
★2019年1月5日(土)より桜坂劇場で公開開国か否かで翻弄
塚本晋也監督が挑む初の時代劇。鎖国が長く続いた江戸時代末期を舞台に開国か否かの選択を迫られ翻弄される人々を描く。浪人の杢之進は、隣人のゆうやその弟の市助と、時代の変革を感じながらも穏やかに暮らしていた。ある日、剣の達人の澤村が現れ、杢之進の腕を見込み、京都の動乱の参戦へと誘いをかける。そんな折、無頼者たちが流れてくることに。
<予告|桜坂劇場サイトへ>
2018年/日本/80分/PG12/監督:塚本晋也/出演:池松壮亮、蒼井優、中村達也、前田隆成、塚本晋也ほか
[info]
沖縄出身のシンガー・ソングライターの普天間かおり。そのニューアルバム「名前のない季節」の発売記念コンサートを、1月20日(日)に桜坂劇場で開催。開場15時30分、開演16時。前売りチケットは一般3000円で販売中。
<問い合わせ>
桜坂劇場
098‐860‐9555
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『週刊ほーむぷらざ』エンタメ・映画情報
第1640号 2019年1月3日掲載
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- 安里則哉
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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。