洋菓子のタルト日本一を決定する「スイーツコンテストTarte－1グランプリ」で、ルネッサンス リゾート オキナワ（恩納村・知花功総支配人）のペストリー＆ベーカリーに勤務する山城新和スーシェフ（34）の「恩納村産パッションフルーツのタルト～南国からの贈り物～」が、準グランプリを受賞した。

全66作品から準グランプリに選ばれた本作は、恩納村産のパッションフルーツにレアチーズのムースを合わせ、隠し味にココナツを入れることで香りを引き立たせた、南国感あふれる一品。山城さんは「ゼラチンを1グラム単位で調整するなど、なめらかな口溶けにこだわった。材料も試作場も提供し協力してくれた職場には本当に感謝している。1位と僅差と聞いているので次回は優勝を狙いたい」と意気込んだ。屋良景之ヘッドシェフは「常に上を目指す山城の姿勢に皆刺激を受けている。男女・年齢を問わず、向上心を持って働き続けられる職場の環境作りに努めたい」と喜んだ。
 

メダルを手にする山城さん（右）と屋良さん


受賞作。同ホテルのロビーラウンジで600円（税サ別）で提供中