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2018年8月6日更新

おしゃれなお部屋図鑑|La Polleria PIPELINE COFFEE(宜野湾市)

週刊タイムス住宅新聞に掲載されているオシャレなお部屋図鑑vol.49
ラテンアメリカン+シックレトロ/ダイニングルーム

ラテンアメリカン+シックレトロ/ダイニングルーム

ビンテージ素材で温かみプラス

原色抑えシックラテン

宜野湾市大山の「La Polleria PIPELINE COFFEE」は、那覇市牧志にあるメキシコ料理店「BORRACHOS」の姉妹店。シックな配色のなかに、メキシコの工芸品やレトロな装飾をちりばめた店内はくつろげる空間だ。


メキシカンフードとこだわりのコーヒーが自慢の同店は、気軽にカフェ使いできる開放的な空間。かつてアンティークショップだった店内を、元店主の上田敏和さん(51)と現店舗のスタッフとでリノベーションしたという。
「リラックスして朝食やランチを楽しめるようラテン系のビビッドな色は控え、落ち着きのあるピンクとグレーをメインカラーにしました」と、瀬戸口潮オーナー(44)。
マットな配色の店内は、メキシコの伝統文化に根づいているマリア像や砂絵、ドクロアートなどで彩られ、瀬戸口さんらが現地で購入した小物なども生かされている。
シックな空間配色とインパクトのあるメキシコの装飾品をうまく調和させているのは、瀬戸口さんと上田さんが調達してきたアメリカの中古資材。クラシカルな木の枠材やティンパネル、古家具などが全体にさりげなく温かみをプラスしている。
「インテリアは人が集う場の背景。そこでどう過ごすかを意識するといいはず」と、上田さんはアドバイスする。




トーンダウンでメキシカン空間
ざらりとした質感の壁に古家具のリメークテーブルやユーズドのアーミーチェアを合わせた一角。アメリカの教会で使われていたケーシング(枠材)の内側には、マリア像を印刷した薄い包装紙を貼りつけてある。人気メニューのロティサリーチキンを象徴する鶏のモチーフが描かれた砂絵アートもステキ。




ポイント
ハットの明かり
随所にスポットで配した暖色系の明かりが、メリハリのある居心地のいい空間を演出している。現地で購入してきたメキシコのカラフルな帽子「ソンブレロ」を利用した天井のライトがラテンテイストを加味。ビンテージの壁付けランプも温かみを添える。




ポイント
古材を貼った壁
入り口正面奥の壁には、アメリカのダンスホールの天井に使われていたティンパネルを利用。部分的にメインカラーのピンクとグレーを塗って、統一感を出してある。四角くくり抜いた装飾棚を彩るのはサボテンやドクロアートなどのメキシコらしいアイテムだ。


ピンクのエスプレッソマシン



瀬戸口さんのカフェタイム
テーマカラーにこだわり とことん

沖縄市の「豆ポレポレ」で焙煎されたまろやかで味わい深いコーヒー豆を、さまざまな抽出方法で提供している同店では、イタリアの老舗「ラ・チンバリ社」のエスプレッソマシンを導入。
ピンクとグレーがメインカラーのインテリアに合わせてマシンを塗装したほか、カップの色にも統一感が。店ごとの空気感を含めておいしいコーヒーを楽しみたいカフェ好きにとっても、お気に入りの一軒となりそうだ。



[DATA]

La Polleria PIPELINE COFFEE
[ラポジェリア パイプライン コーヒー]

沖縄県宜野湾市大山2-23-1(地図
098-943-6144
営業時間/午前8時~午後8時
休日/無休
駐車場/10台
Instagram https://www.instagram.com/lapolleria_pipelinecoffee/


取材/藤井千加(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1700号・2018年8月3日紙面から掲載

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