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2018年5月24日更新
[沖縄をあそぼう]緑あふれるカフェやレストランへ行こう!
[沖縄をあそぼう!vol.24]すっきりしない梅雨時だが、雨にぬれた植物は、緑鮮やかで生命力を感じさせてくれるもの。今月はそんな緑あふれるカフェやレストランをピックアップ。広々としたガーデンの植物に、しっとりのんびり癒やされて。
季節の花咲くアジアンガーデン
ガーデンレストラン花さんご(南城市)
広々としたガーデンを眺めながら自慢の料理が楽しめる
南城市のグスクロードすぐ近くの高台にあるガーデンレストラン。花が好きでたまらないというオーナーの小波津和子さんが「還暦を機に庭とカフェを造って第二の人生を過ごしたい」との思いからオープンさせた。
約1000坪の敷地には300種類以上の植物が植栽され、滝や池、温室を備えるなどそのスケールの大きさに驚く。レストランはガーデンと温室を通った先にあり、巨大な隆起サンゴをそのまま使用した内装が目を引く。
ランチはコースを提供。メインがハーブチキングリル=2500円、アグー豚の網焼きステーキ=3500円、特選牛フィレ網焼きステーキ=3500円、県産魚のアクアパッツァ=3000円~の4種類。見た目でも楽しめるようにと前菜やメインディッシュに、ガーデンで採れたエディブルフラワー(食用花)が添えられているのもこの店ならでは。
店の真ん中にある隆起サンゴがひときわ目立つ
敷地内に入ると2頭のヤギがお出迎え
オーナーの出身地である国頭村ややんばるをイメージしたアプローチで敷地の奥へ
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県産魚のアクアパッツァ。料理長自ら近隣の漁港から仕入れてくる鮮魚を使用。数量限定で日によって魚が異なる。これに前菜3種、スープ、パンorライス、デザート、ドリンクが付く
前列左から、広報の久場さん、シェフの小森さん、後列左からホールマネージャーの奥平さん、スタッフの津波古さん、翁長さん、中村さん
ガーデンレストラン花さんご
沖縄県南城市玉城屋嘉部142(地図)
098-948-2311
ランチは11時30分~15時(ラストオーダー14時30分)、15時~17時はカフェタイム
ディナーは2日前までの完全予約制で17時30分~21時(ラストオーダー20時)
火曜定休
P10台
池と亜熱帯の植物に囲まれて
隠れ里風カフェ七色の風(読谷村)
一番人気の座敷席。大きくとられた窓の向こうにはヒカゲヘゴの木や池を望むこの店ならではの景色が広がる
読谷村の豊かな森の中にひっそりとたたずむ隠れ家的カフェ。約6000坪あるという敷地内にはヒカゲヘゴをはじめ亜熱帯の植物が生い茂り、自然を感じたい人にぴったり。店主の吉永さんは「今の時期はイジュの花が池の周囲に咲いてきれいですよ」と語る。
景色と楽しみたいメニューは、季節の島野菜や島豆腐など地元食材を取り入れたプレートランチがメイン。ヴィーガン(完全菜食主義者)にも配慮した彩色メニューのおやさいプレートランチ=1800円=は外国人客に人気が高いのだとか。食後は季節の植物を眺めながら池の周囲を散策するのもおすすめ。
中部とは思えないような深い緑に包まれている同店。都会の喧騒(けんそう)を忘れ亜熱帯の森の中で心も体も癒やしたい
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島豆腐ハンバーグのランチ(黒米)1600円。鶏むね肉を加えることで食感も楽しめる(平日の15時まではドリンク付き)
本日のケーキ600円。取材日はチョコレートチーズケーキ
隠れ里風カフェ七色の風
沖縄県読谷村座喜味2511-2(地図)
090-3797-3022
11時30分~17時30分(ランチは売り切れ次第終了)
月・火曜定休
P30台
瀬底島で“ふぅ”とひと息
fuu cafe(本部町)
店主の屋我さんが父親と大切に手入れ。子ども用の遊具やハンモック、ブランコなども置かれている
瀬底島は海やビーチのイメージが強いが、それとは対照的に緑にあふれたガーデンが人気を集めているのがここ。もともとはオーナーの両親がリタイア後に建てた住宅をカフェへとリノベーションしたもので、コーヒー好きが高じて自家焙煎店で修業を積んだオーナー夫妻自慢のオリジナルブレンドが楽しめる。
料理は「自分の子や孫に食べさせても安全なものをお客さんにも」という思いから、地産地消を意識しオーガニック野菜を使用している。庭の木々が風に揺れる音や野鳥のさえずりが心地よく、少雨なら軒下のテラス席から庭を眺めるのもおすすめ。
木々に埋もれるようなログハウス調の建物
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本日のパスタ 1250円。その時々の旬の食材をふんだんに使い、取材当日はエビと島らっきょとアーサのペペロンチーノ。サラダ、スープ、ドリンクが付く
スタッフ・牧野由佳さん
ペーパードリップとフレンチプレス、二つの抽出方法から選べる自家焙煎コーヒー530円がおすすめですよ
fuu cafe
沖縄県本部町瀬底557(地図)
0980-47-4885
11時~17時ラストオーダー
水・木曜定休
P20台
取材・文/トラベローグ(伊東一洋・高良蘭・水上実穂)
『週刊ほーむぷらざ』沖縄をあそぼう・第1609号 2018年5月24日掲載