ベロニカとの記憶

人生の謎解き記憶揺らぐ

ヒット作「めぐり逢わせのお弁当」のリテーシュ・バトラ監督によるミステリードラマ。

60歳を過ぎ、ロンドンでひとり引退生活を送るトニーは、元妻とも出産間近の娘とも良好な関係を築いていた。ある日、彼の元に見知らぬ弁護士から一通の手紙が届く。そこには「ある女性がトニーに日記を遺した」と書かれていた。その女性は、40年前の初恋の人ベロニカの母親。そして遺品の日記はトニーの学生時代の親友エイドリアンのものだった。

思いもよらぬ遺品から、トニーの青春時代の記憶がよみがえる。40年ぶりに再会した初恋のベロニカから、若くして自殺した親友の真相や2人の恋の秘密など、過去の謎の真実を知ることになる。彼は人生の謎を自ら解き明かすことにより、長年の記憶が大きく揺らいでゆくのを感じるのだった。


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2017年／イギリス／108分／監督：リテーシュ・バトラ／出演：ジム・ブロードベント、シャーロット・ランプリング、ミシェル・ドッカリーほか



［info］
2月25日（日）に、東京03 FROLIC A HOLIC「何が格好いいのか、まだ分からない。」ライブビューイングを開催。東京03と作家オークラが繰り広げる、ジャンルレスのスペシャル公演千秋楽のライブビューイング。開演17時30分。料金3900円。


＜問い合わせ＞
桜坂劇場
098-860-9555


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『週刊ほーむぷらざ』エンタメ・映画情報
第1596号　2018年2月22日掲載