体験・遊ぶ
2017年12月7日更新
親子でアイシングクッキー作り
[クリスマス特集]クリスマスには、親子でアイシングクッキーを作ってみては? 自分の手でお菓子を作る達成感はもちろん、インスタ映えすること間違いなし! アイシングクッキー教室「Sugar with…」主宰の玉城和代さんにおすすめのアイシングクッキーを提案してもらった。
見た目鮮やかで楽しく
「アイシングクッキーは、見た目の鮮やかさからインスタ映えし、自分用にはもちろん、贈り物にも喜ばれます」と話す玉城さん。アイシングクッキーとは、焼いたクッキーの表面に砂糖や卵白を混ぜ着色してデコレーションしたもの。
「意外に簡単にでき、色使いや形など見た目がきれいでテンションが上がります」とアイシングクッキーの魅力を語る。クリスマスにはツリーやトナカイ、正月にはしめ飾りや水引など、お絵かき感覚でさまざまな絵柄や形を作り上げていくことができるのも魅力だ。
「砂糖でできたクリームのアイシング作りも適量を混ぜるだけと簡単で、こつは手早く描くこと。初心者でもこつをつかめば思い通りに描けるようになり、上達も早いです」と言う。
また、応用として「角砂糖の上にバラの花の模様を施し、ティーを飲む際に浮かせると、ティータイムも楽しくなりそう」とニッコリ。アレンジするともっと楽しみが広がりそうだ。
今回、アイシングクッキー作りに参加した大城さん親子は基本を覚えるとすぐに没頭。母親の智美さんは「子どもと楽しんで作ることができた。今後もお菓子づくりにチャレンジしたい」。娘の怜愛さん(9)、結愛さん(6)は「カラフルなクッキーが食べられるってすごい! 食べるのがもったいないくらい。自分たちで作ることができてうれしい」と喜んでいた。
ポップな色を使うと目にも鮮やかで子どもたちにも大うけ
アイシングクッキー作りの楽しさを伝えている玉城さん
アイシングクッキー作りの基本
※クッキー4、5枚の分量
1.表面が平らで、甘さ控え目のクッキーを準備する(アイシングを施すと甘さが加わるため甘さ控え目を。市販のものでもOK)。
2.コルネ(絞り袋)でクッキーの縁に沿ってアウトラインを引く。土手になるので、途切れないようにする。
3.縁から内側に向かって、手早く軟らかめのアイシングで塗りつぶす。細かい部分はつまようじで。
乾燥時間の目安
アイシングの乾燥時間の目安は、クッキーの面全体を塗った場合、約半日(室温や湿度などで変わる)。
パイピング
パイピング(ラインや模様を描く)ポイント
1.ラインや模様を描く際は、コルネ(絞り袋)の先端を真っすぐ(真横)にカットする。
2.少しクッキーより浮かせて描くと真っすぐに描ける。
3.アイシングは塗りながらもどんどん乾燥してかたくなっていくので手早く!
[プラーク]
1.白色のアイシングでアウトラインを引き、中を塗りつぶす。
2.水色のアイシング(軟らかめ)で横線を引く。
3.つまようじで、縦に線を引く感じで下に引き下ろす。
4.好みで、砂糖で作られたデコレーション(製菓店など市販のものでもOK。バラなど)を施すと、おしゃれでゴージャスな感じに。
[リース]
1.緑色のアイシング(中間のかたさ)で葉を描く。
2.コルネの先を塗る面につけたまま、前後に揺らしながら絞り、葉の先端は力を抜きながら斜め上にスッと引く。
3.好みで、砂糖で作られたデコレーションを施すと、リアルで楽しい感じに。
※葉を描く際、コルネの先を上図のようにV字にカット。切る位置で葉の大きさを調節。
[結晶]
1.水色のアイシングでアウトラインを引き、同じく塗りつぶす(表面のザラザラ感を出すなら砂糖をまぶす)。
2.10分ほど置いて砂糖がなじんだら結晶の模様を描く。
3.六角形の角から角へラインを引いていき、しずくを表現したい場合は、コルネを少し斜め(45度)にして絞りだす。力を抜きながら下に擦り付ける感じで。
参加者は手掛けたクッキーを手に「かわいい」「きれい!」と笑顔
アイシングクッキー教室
「Sugar with…」
糸満市潮崎町
※同教室では「1Dayレッスン」「基礎習得レッスン」などを展開中。
問い合わせ先
080-1715-7274
sugar.with.icing@gmail.com
ブログ/https://ameblo.jp/kazyut1122/
Instagram/@sugarwith_icing
『週刊ほーむぷらざ』クリスマス特集
第1586号 2017年12月7日掲載