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2017年4月17日更新
[GW特集]|工場見学 定番菓子が次々と 上間菓子店
今年もやってくる、ゴールデンウィーク!! いつもよりも思い切ったお出かけを計画してみませんか? 県内のトレッキングスポットや公園、工場見学、リフレッシュも兼ねた温浴施設、番外編まで?!、親子で出かけられるスポットのご紹介します。
定番の沖縄菓子が次々と
上間菓子店(豊見城市)梅の酸味と爽やかな甘さが人気を呼び、今や沖縄を代表する菓子となった「スッパイマン」。
「製造工程を見学してもらいたい」と2013年、豊見城市豊崎に工場を新築。数多くの人が人気菓子の製造の見学に訪れている。
沖縄では古くから台湾や中国で製造された乾燥梅干しが商店やスーパーで販売されていたが、先代の社長が天然甘味料であるステビアを使うなど、研究と努力を重ねて1984年ついにスッパイマンが完成。「原料の梅は台湾製だが、味付けから梱包までの製造を自社で行っているのはうちだけ」と広報の上間幸治さん(38)は胸を張る。
工場見学では、原材料の梅の選別や乾燥、梱包など、人の手と機械を駆使した製造風景が眺められる。「商品の命ともいえる味付けの作業が一番の見どころ」と上間さん。調味液に漬けられた梅は、小粒ながらも「県産品」としての気概に満ちていた。
梅を一つ一つ丁寧に選別。「スッパイマン梅キャンディー」などさまざまな商品が作られる/写真
工場で販売されている商品。スッパイマンサーターアンダギーなど、中にはここだけでしか買えないもある/写真
上間幸治さん
※上写真/調味液に漬け込まれる梅。主力商品である「スッパイマン甘梅一番」の独特の風味がここで生まれる
上間菓子店
■住所:沖縄県豊見城市豊崎3-64
■電話:098-840-6000
■時間:見学は午前は9時から30分間隔で案内。
11時30分最終受け付け、午後は13時から30分間隔で案内。
16時30分最終受付。所要時間は30分ほど
■予約:少人数の場合は予約不要
■費用:無料
■休み:日曜、祝日休み
■備考:詳細は「スッパイマン」で検索
■http://www.amaume.co.jp/
編 集/伊東一洋・高良蘭(トラべローグ)・編集部
『週刊ほーむぷらざ』沖縄をあそぼう・第1515号 2016年7月28日掲載