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2017年4月10日更新

おしゃれなお部屋図鑑|イタリア食堂 Hanta Baru(沖縄・中城村)

週刊タイムス住宅新聞に掲載されているオシャレなお部屋図鑑vol.34。
ウッディ&ブラックレトロ/ダイニングキッチン

ウッディ&ブラックレトロ/ダイニングキッチン

手持ちの家具活用し雰囲気ガラリ

DIYで簡単クールに

中城村和宇慶のイタリア料理店「HantaBaru」が、昨年4月にリニューアルオープン。南仏風の素朴で柔らかなイメージだった店内を一新し、男性オーナーの好みを加味したオトナ空間へとリメイクした。

三面ガラス張りの窓から中城湾や周辺の森を眼下に望む高台に位置する同店。昨年、経営を引き継いだオーナーの金武満さん(31)は、「以前からあったインテリアや家具・雑貨を再利用して、できるだけお金をかけずに手を入れたんですよ」とほほ笑む。

漆喰の白壁や茶色ベースの床はかつてのままに、カウンターやテーブル席、飾り棚などを黒と茶で統一してイメージチェンジ。インテリア雑誌などを参考に、イスや棚など多くをリメイクしたという。

金武さんは、「かつては木目の淡い茶色だったイスをペイントしたり、棚は天板を張り替えるなどして、オイルステインを塗りました。店内にあったフレームや照明などもちょっと手を加えるだけで、装飾アイテムに大活躍してますよ」とテクニックを伝授。

木目を見せたい棚板にはオイルステイン、素地を見せたくないイスにはマットな質感のペンキを塗るなど、目的に合わせて塗料を使い分け、全体としてレトロ感ある落ち着いた空間を実現したという。




窓ぎわのダイニングスペース
オーダー天板に自分たちでオイルステインを塗ったテーブルに黒の脚と黒のイスがマッチ。イスはマットな黒ペンキで塗り、レトロな雰囲気のテーブルと雰囲気を統一した。背後のカウンターは既存の棚まわりに合板のOSPボードを張って、天板を付け替えたもの。



ポイント
リメイク棚
店内の随所にある飾り棚は以前使われていた棚をリメイクしたもの。写真は表面を平滑加工(プレーナー加工)してある杉材にオイルステインを施して作ったL字棚を天板に取り付けたもの。下部にキャスターを付けて可動式にし、パーティションとしても活躍。



ポイント
立体感ある黒板
かつては緑色だったという黒板を専用の塗料で黒く塗り替え、絵画やイラストを飾るのに利用していたフレームで装飾。フレームのガラスを取り除き、中のポップを入れ替えやすく工夫してある。フレームや小物を黒板に飾ることで立体感がある楽しい一角に。


色変えで気軽にイメチェン
金武さん流 春秋のお楽しみ




古い家具で涼風をエンジョイ

高台からの景色を楽しみながら食事ができる同店では、春先や秋口にテラス席でゆったりと過ごす客も多いという。「夏場の日差しで家具の痛みが激しいので、テラス席では古い家具を利用しているんですよ」と金武さん。
写真は以前に店内で使っていたテーブルやイスに、防水・防カビ・防腐効果のある外装用の白いペンキを塗ったもの。店内と同じイスでも白い塗料をペイントすると、涼しげな雰囲気に。



[DATA]

イタリア食堂 Hanta Baru

沖縄県中城村和宇慶468(地図
098-895-3338
午前11時30分~午後10時
L.O.(祝祭日前日は~午後11時L.O.)
※火曜はランチのみ
Pあり

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取材/藤井千加(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1631号・2017年4月7日紙面から掲載

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