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2021年7月15日更新

[タイ深発見]世界遺産で歴史に触れる〈7〉

タイ国政府観光庁で働く冨松寛考さんが、タイの観光地や食べ物、人々の暮らしぶりを連載で紹介。今回は、タイの世界遺産の中でも代表的な二つを紹介する。

 

世界遺産で歴史に触れる


国連教育科学文化機関ユネスコ(UNESCO)が認定する世界遺産は、文化遺産、自然遺産、複合遺産に区分されています。タイには三つの文化遺産と二つの自然遺産があり、今回は日本ともつながりがある二つの文化遺産を紹介します。

一つ目は、1991年に登録された「古代都市スコータイと周辺の古代都市群」です。タイ最初の統一王朝「スコータイ王朝」は、13世紀後半、第3代王の時代にその勢力が絶大なものになりました。仏教の普及に尽力し、多くの寺院を建造。そこからタイの文化芸術の古典様式が花開き、タイの文字や文学が生み出されるなど、現在のタイの礎を築き上げました。

スコータイ王朝時の首都スコータイを中心に、当時栄えた周辺の都市を含めて世界遺産になっています。当時の栄華をしのばせる荘厳で美しい遺跡群は東南アジアで最も価値のある史跡の一つ。遺跡によっては700年以上前のしっくい壁を今も見られます。

また、当時作られた陶器「サンカローク焼」は、宋胡録焼として江戸時代に日本へ輸入されています。

この古代都市群の中にある、寺院「ワット・シー・チュム」の礼拝堂には、大仏の裏につながるトンネルがあり、釈迦にまつわる壁画が50点ほど描かれています。現在は立ち入り禁止ですが、かつてはトンネル内に僧侶が入って大仏の声としてまね、参拝者への助言やお告げを行っていました。


托鉢のため、はだしで列をなす僧侶たち。住民もはだしで地面に立って寄進を行う

スコータイ歴史公園の城壁北側にある「ワット・シー・チュム」は高さ15㍍の大仏が特徴的


スコータイ歴史公園の中で重要で象徴的な「ワット・マハタート」

● 日本人町跡も  古都アユタヤ ●

もう一つ紹介したいのが、琉球王朝と交易があった「古都アユタヤ」(1991年登録)です。14世紀中頃から417年間続いたアユタヤ王朝の中心として栄えた古都で、当時は地理的環境から17世紀初めに国際貿易都市として繁栄。アユタヤには日本人町跡をはじめとして、街のいたるところに遺跡が残っています。

アユタヤを語る上で象徴的な場所となっているのが、寺院の「ワット・マハタート」。アユタヤ王朝終盤の18世紀後半に、隣国からの攻撃によって切り落とされた仏像の頭部が木の根元に転がり、木の根の間に仏像の頭部が埋め込まれた現在のような姿になったとされています。

また、夜になりライトアップされた遺跡は日中とは違う幻想的な雰囲気が感じられます。私個人的には、スコータイの仏像は下から見ると優しくほほ笑みかけてくれているように見えるところが好きです。アユタヤのワット・チャイワッタラナームの夕日に照らされたシルエットがすてきですよ。

タイを訪れる際には、文化遺産を巡ってその歴史背景に触れることで奥深さを感じてみてはいかがでしょう。

「ワット・マハタート」(※)の菩提樹(ぼだいじゅ)に包まれた仏像の頭部がアユタヤの世界遺産を象徴している
(※)「ワット・マハタート」は各王朝時代に当時の神聖な儀式を行った場所。王朝ごとに異なる場所にあり、タイ国内に複数ある


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とみまつ・ひろのり

 執筆者 
とみまつ・ひろのり
タイ国政府観光庁福岡事務所マーケティングマネージャー


◆タイ国政府観光庁 福岡事務所
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「タイ深発見」のバックナンバーはこちらから。
『週刊ほ〜むぷらざ』タイ深発見<7>
第1771号 2021年7月15日掲載

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