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2021年4月15日更新

[タイ深発見]多彩な行事で文化に触れる 〈4〉

タイ国政府観光庁で働く冨松寛考さんが、タイの観光地や食べ物、人々の暮らしぶりを連載で紹介。今回は、タイ全土で行われているイベントの中から代表的な二つを紹介する。

 
多彩な行事で文化に触れる

伝統行事である祭りやイベントは、タイの文化に触れる良い機会。その種類は、仏教や王室に関するものから、生活に密着したもの、その土地独自のものまで多岐にわたります。今回は、ぜひ知ってほしい行事をご紹介します。

一つ目は、タイの旧正月を祝う仏教行事「ソンクラーン(水掛け祭り)」。毎年4月13日~15日の祝日に開催されており、故郷の家族や親族と共に過ごす大切な行事です。


旧正月を祝う仏教行事「ソンクラーン(水掛け祭り)」の様子

その内容は単に水を掛け合うのではなく、まずは、仏像に頭から水をかけて参拝。次に日頃の感謝と長寿を願って地域の年配者の手に水を掛けます。その後、耕作期に「十分な水の恵みを授かるように」という願いを込めて、お互いに水を掛け合います。イベント的な要素があるため、観光客も楽しめます。ちなみに私は以前、バンコク市内で窓を開けた状態でバスに乗っていたら、外から狙われて水が入ってきてびしょ濡れになった思い出があります。楽しみながら水を掛け合って新年を迎えるこの行事からは、タイ人の明るい性格を知ることができます。


「ソンクラーン」では年長者の手に水を掛ける

もう一つは、雨期明けを告げ、水への感謝を表す「ロイクラトン」です。タイ式の灯籠流しの行事で、幻想的な雰囲気を感じることができます。開催されるのは、毎年10~11月頃の満月の夜。元々はタイ北部のスコータイが発祥の地とされており、スコータイ王朝時代(1249年頃~1438年)の王妃が、川の女神へ感謝をささげるためにバナナの葉でハスの花をかたどった灯籠を川に流したのが始まりとされています。


街中で「ソンクラーン」を楽しむタイの人々

スコータイでは、世界遺産でもある歴史公園を舞台に、毎年大規模なイベント「スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル」が開催され、ライトアップされた遺跡を舞台とした、いにしえの雰囲気を体感することができます。今では「ロイクラトン」はイベントとしてタイ全土で浸透し、自分の髪の毛や爪などをクラトンに入れて流すことで自身の災いをはらう目的を含めたり、恋人同士の願掛けとして行う人もいます。

タイ式の灯籠流し「ロイクラトン」
 
 パレードや花祭りも
その土地ならではの郷土祭りもタイの魅力の一つです。タイ東北部の町ヤソートーンで行われる「ブン・バンファイ(ロケット祭り)」は、五穀豊穣のために豊かな雨が降ることを願って空に多くのロケットを上げます。似たような祭りがある埼玉県秩父市とは祭りを通した交流があります。同じ東北部の町ルーイでは、仏教説話を基にした「ピーターコーン祭り」が有名。崇高な仏像について行く精霊の面で仮装し、踊りながら街中をパレードする姿は滑稽で楽しむことができます。
 

「ピーターコーン」では仮面を付けてパレードを行う


豊かな雨を願う「ブン・バンファイ」の様子

その他にも、南部のプーケットでは10月頃、華僑系の信仰として9日間の菜食期間に行われる「ベジタリアンフェスティバル」、北部のチェンマイでは2月頃の花が満開になる時期に合わせて「チェンマイ花祭り」などが開催されます。旅行の際には、タイの伝統的お祭りやイベントを体験してみるのもおすすめです。











 



 執筆者 
とみまつ・ひろのり
タイ国政府観光庁福岡事務所マーケティングマネージャー


◆タイ国政府観光庁 福岡事務所
092(260)9308 メール info@tatfuk.com
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「タイ深発見」のバックナンバーはこちらから。
『週刊ほ〜むぷらざ』タイ深発見<4>
第1758号 2021年4月15日掲載

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