ビューティー
2019年4月25日更新
髪や頭皮にも日焼け対策を|美makeup
[美makeup]執筆/板谷さち(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
4月に入り、全国でも一足早く海開きになった沖縄。今月末は待ちに待ったゴールデンウイーク! 大型連休でもそうでなくても、旅行やレジャー、ビーチパーティーを楽しむご予定の方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが紫外線の影響ですね。上から降り注ぐだけでなく照り返しにも気を付けたいもの。シーンに合わせた日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めは1シーズンで使い切る
日焼け止めに関してよく受けるのは「去年の日焼け止めを使っても大丈夫?」という質問です。できるだけ新調することをおすすめします。開封後、時間がたった製品は、匂いや中身が変質して肌トラブルを起こす可能性もあるので、使用前にしっかりチェックしましょう。たくさん残っているのに処分するのは心苦しいもの。ワンシーズンで使い切ることを心掛けましょう。
日中、メークをした上に、日焼け止めをどう付けるかも悩むところです。汗や皮脂をティッシュやあぶら取り紙などでオフした後、重ねづけができる日焼け止めを手のひら全体に広げ、肌を押さえるように付けるといいですよ。日常生活であれば、化粧崩れの度合いにあわせてUVカット効果のあるファンデーションでお直しするだけでも効果的です。
紫外線で髪が乾燥、パサつき
顔や体だけでなく髪も日焼けをします。髪は顔よりも太陽に近い部位。その分、影響を受けやすくなります。
髪は紫外線ダメージを受けるとタンパク質が壊れ、乾燥やパサつきといったトラブルが起こりやすくなります。ヘアカラーの色もちが悪くなる原因にも。また、日焼け後の髪はダメージを受けて切れ毛や枝毛にもつながるので、普段よりもしっかりと保湿などのケアをすることも大切です。つやのある美しい髪を保つため、髪の日焼け止めや保湿ケアも取り入れてみてください。
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『週刊ほーむぷらざ』美makeup
第1656号 2019年4月25日掲載 毎月第2、第4週に掲載