[企業紹介]大腸カメラ 女性も受けやすく|女性医師の胃・大腸カメラと内科 ミルミルクリニック 院長 東新川実和さん|沖縄の魅力|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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2024年11月7日更新

[企業紹介]大腸カメラ 女性も受けやすく|女性医師の胃・大腸カメラと内科 ミルミルクリニック 院長 東新川実和さん|沖縄の魅力

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.435

クリニック名は「(患者さんを)診る」、(カメラを)視る」が由来。「検査は私が担当し、カメラを視ながら説明します。分からないことや不安な点があれば遠慮なく聞いてください」と笑顔で話す東新川院長


スタッフも女性
仕事前の受診も


女性医師の胃・大腸カメラと内科
ミルミルクリニック
院長 東新川 実和さん


大腸がんは早期発見すれば助かるにも関わらず女性のがん死因1位(国立がん研究センター調べ)。そんな現状を改善したいと今月1日、那覇市国場にオープンしたのが「女性医師の胃・大腸カメラと内科 ミルミルクリニック」だ。院長の東新川実和さん(46)は「女性医師なら、女性が大腸カメラ検査を受ける抵抗感も減るのでは?気になる症状がある人は気軽に相談してほしい」と力を込める。


Q クリニックの特徴は?

A 風邪から生活習慣病まで内科の診察・治療を行うのはもちろんのこと、女性医師による、胃と大腸の内視鏡検査(以下、胃カメラ、大腸カメラ)ができるのが特徴です。

胃カメラ、大腸カメラと聞くと「痛そう」とのイメージを持つ方もいますが、検査で使うスコープは細く柔らかくなっており、痛みを感じにくくなってきています。事前準備は必要ですが、内視鏡による検査自体は胃で5分、大腸は10~30分程度。不安が強い方などは鎮静剤を打ってまどろんでいる間に検査することもできますので、遠慮なくご相談ください。
 

全員が女性スタッフ


Q 開業した理由は?

A 大学院生時代に外来の助手をしていた際、ドクターから「胃がんも大腸がんも、早期に発見し治療すれば助かる確率は高いのに、手遅れになってしまうのはもったいない。特に女性は恥ずかしがって大腸カメラを受けず、進行がんで見つかる人が多い」と聞いたのがきっかけです。ならば担当医が女性だと女性の患者さんの抵抗感も減るのでは、私が開業することで女性も大腸カメラや胃カメラを受けやすくなるのでは、と考えました。

開業準備を進めていましたが妊娠・出産で一度は断念。大学病院や総合病院、県立病院、健診医療センターなどで勤務医として22年間、内視鏡検査の技術を磨いてきましたが、子どもも大きくなり縁あって物件も見つかった今秋、開業することができました。


Q どんな方に来院してほしいですか?

A 気になる症状がある方、特に働き盛りの女性に来院してほしい。女性は仕事、家事、育児とマルチタスクで自分の事は後回しにしがちですが、産後、血便が出ていたけれど痔(じ)かなと放っておいて検査を受けたら、がんだったというケースもあります。

クリニックは忙しい方でも来院しやすいよう、土曜日も午後4時までは診察しています。内科は平日朝7時50分から受付開始。仕事前の受診も可能です。
 胃カメラも大腸カメラも、胃やおなかが痛い、便が細い、黒い便が出る、血が混じっているなど気になる症状がある方や、精密検査が必要だと言われた方、貧血の方には一度は受けていただきたい検査。お気軽にお問い合わせください。


大腸がん
早期なら5年生存率9割



上のグラフは大腸がんの臨床進行度別5年相対生存率(国立がんセンター)。男女とも転移なしの「限局」なら97.3%、リンパ節に転移した「領域」は75.3%、別の臓器に転移した「遠隔」は17.3%。東新川さんは「沖縄は健診や人間ドックで要精密検査と言われても受けない人が特に多い。必ずがんが見つかるとは限らないので怖がらず検査を受けてください」と呼びかけた。

女性医師の胃・大腸カメラと内科
ミルミルクリニック
那覇市国場271-1 3階
電話=098(995)6569


↓画像をクリックすると、「ミルミルクリニック」のホームページへ


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<435>
第1944号 2024年11月07日掲載

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