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2022年3月3日更新
[沖縄・ダイエット]リバウンド予防が大事!|野菜ソムリエ上級プロ 堀基子の「太らない食べ方研究所」[24]
ー15㎏を達成した自身の経験を基に、野菜ソムリエ上級プロで「野菜でダイエット講座」を展開中の堀基子さんが指南! 健康的にやせる食べ方の工夫やレシピを紹介します。
今月のダイエットの掟
ダイエットにゴールなし!
リバウンド予防が大事!
3キロ増えたら、すぐ戻す!
2年間にわたって健康的なダイエットについてご提案してきたこのコーナーもいよいよ最終回。そこで今回はダイエットを締めくくるリバウンド予防策をご紹介したいと思います。
「もう十分やせたからダイエットは卒業!」と、かつてあなたを太らせた食生活に戻ったら、あっという間にリバウンドしてしまいます。しかもリバウンドする際は、よほど筋トレでもしない限り、増えるのは体脂肪ばかりで、以前よりもやせにくくなります。
せっかくダイエットに成功したら、大切なのはそれを維持し続けること。そのためには、今までにお伝えしてきたように、①食事の際は食物繊維が豊富な野菜、きのこ、海藻などから食べ始める ②特に緑黄色野菜をたっぷり食べる ③肉、魚介類、卵、乳製品、大豆製品などの良質なタンパク質をしっかりとる ④よく噛(か)んで食べる ⑤糖質は日常的にとり過ぎに気を付け、特に夜は控える ⑥エゴマ油、アマニ油、MCTオイルなど油は質のよいものを選ぶ-といった食生活を続けることが重要です。
外食の際のポイント
ときには好きな炭水化物やスイーツを楽しむことも必要ですが、あくまでも特別なごほうびの日と考え、毎日の習慣にしないことが大切です。外食の際は、パスタ、ピザ、炒飯、麺類、点心などの炭水化物系メニューは家族とシェアして味見程度にして、肉、魚、野菜料理は思い切り満喫しましょう。ご飯が進む焼き肉は、ナムルやキムチなどの野菜料理からスタートし、焼き肉の甘いタレは控えめにつけ、サンチュに包んで食べるのがオススメです。「ダイエット後は3キロ増えたら、すぐ戻す!」を大原則に、日々の食生活に気を付けることが、あなたをリバウンドから守ります。=本連載は今回で終了します。
簡単で美味! 『野菜たっぷりアクアパッツァ』
おなじみのアクアパッツァに野菜をたっぷり加えてみたら、魚介のスープが野菜にしみ込んで、それは美味な逸品に。今回の具材の他、菜の花、芽キャベツ、アスパラガス、ズッキーニ、エリンギ、マッシュルームなどの野菜もよく合います。ワインの量はお好みで加減してくださいね。
●材料(1人分)
白身魚の切り身2切れ、アサリ5個、ミニトマト4個、ブロッコリー小房2個、スティックカリフラワー小房2個、しいたけ2枚、パプリカ(黄)1/4個、ニンニク1片、オリーブオイル小さじ2、白ワイン大さじ4、塩小さじ1/2、ハーブソルト少々
●作り方
①白身魚の切り身2枚は塩小さじ1/2を振り、10分ほど置いてからペーパータオルで水分をふき取り、生臭みを抜く。アサリ5個は砂抜きする。ミニトマトはヘタを取り除き、ブロッコリーとスティックカリフラワーは小房に分け、しいたけは十文字に切り込みを入れ、パプリカは縦長に、ニンニクは縦半分に切る。
②フライパンに、オリーブオイルとニンニクを入れて中火にかけ、いい香りが立ってきたら白身魚を入れて焼き色がつくまで焼く。
③アサリ、ミニトマト、ブロッコリー、スティックカリフラワー、しいたけ、パプリカを入れ、白ワインを加えて強火でアルコールを飛ばした後、ふたをして4~5分ほど蒸し焼きにし、アサリの口が開いたらハーブソルト少々で味を調える。お好みでフレッシュハーブやオリーブを散らしてもOK!
太らない生活習慣(23)
寝坊はリバウンドの引き金に!
休日はついつい朝寝坊していませんか? 実は、週末の朝寝坊は体内時計を狂わせ、脂肪の蓄積、インスリン分泌、腸の食物吸収など、代謝に大きな影響を及ぼすといわれています。あわせて血中脂質の増加、インスリン抵抗性の悪化、ウエストの肥大、BMIの上昇、善玉コレステロールの減少などに関与するというピッツバーグ大学の研究グループによる研究発表が学術誌に発表されています。ダイエット中はもちろん、リバウンド予防のためにも、規則正しい生活習慣が大切なんですね。油断することなく一緒に頑張りましょうね!
ほり・もとこ/野菜ソムリエ上級プロ、J Veganist、受験フードマイスター、冷凍生活アドバイザー、アンチエイジングプランナーほか。第6回・第8回野菜ソムリエアワード銀賞受賞
ダイエットにゴールなし!
リバウンド予防が大事!
3キロ増えたら、すぐ戻す!
2年間にわたって健康的なダイエットについてご提案してきたこのコーナーもいよいよ最終回。そこで今回はダイエットを締めくくるリバウンド予防策をご紹介したいと思います。
「もう十分やせたからダイエットは卒業!」と、かつてあなたを太らせた食生活に戻ったら、あっという間にリバウンドしてしまいます。しかもリバウンドする際は、よほど筋トレでもしない限り、増えるのは体脂肪ばかりで、以前よりもやせにくくなります。
せっかくダイエットに成功したら、大切なのはそれを維持し続けること。そのためには、今までにお伝えしてきたように、①食事の際は食物繊維が豊富な野菜、きのこ、海藻などから食べ始める ②特に緑黄色野菜をたっぷり食べる ③肉、魚介類、卵、乳製品、大豆製品などの良質なタンパク質をしっかりとる ④よく噛(か)んで食べる ⑤糖質は日常的にとり過ぎに気を付け、特に夜は控える ⑥エゴマ油、アマニ油、MCTオイルなど油は質のよいものを選ぶ-といった食生活を続けることが重要です。
外食の際のポイント
ときには好きな炭水化物やスイーツを楽しむことも必要ですが、あくまでも特別なごほうびの日と考え、毎日の習慣にしないことが大切です。外食の際は、パスタ、ピザ、炒飯、麺類、点心などの炭水化物系メニューは家族とシェアして味見程度にして、肉、魚、野菜料理は思い切り満喫しましょう。ご飯が進む焼き肉は、ナムルやキムチなどの野菜料理からスタートし、焼き肉の甘いタレは控えめにつけ、サンチュに包んで食べるのがオススメです。「ダイエット後は3キロ増えたら、すぐ戻す!」を大原則に、日々の食生活に気を付けることが、あなたをリバウンドから守ります。=本連載は今回で終了します。
簡単で美味! 『野菜たっぷりアクアパッツァ』
おなじみのアクアパッツァに野菜をたっぷり加えてみたら、魚介のスープが野菜にしみ込んで、それは美味な逸品に。今回の具材の他、菜の花、芽キャベツ、アスパラガス、ズッキーニ、エリンギ、マッシュルームなどの野菜もよく合います。ワインの量はお好みで加減してくださいね。
●材料(1人分)
白身魚の切り身2切れ、アサリ5個、ミニトマト4個、ブロッコリー小房2個、スティックカリフラワー小房2個、しいたけ2枚、パプリカ(黄)1/4個、ニンニク1片、オリーブオイル小さじ2、白ワイン大さじ4、塩小さじ1/2、ハーブソルト少々
●作り方
①白身魚の切り身2枚は塩小さじ1/2を振り、10分ほど置いてからペーパータオルで水分をふき取り、生臭みを抜く。アサリ5個は砂抜きする。ミニトマトはヘタを取り除き、ブロッコリーとスティックカリフラワーは小房に分け、しいたけは十文字に切り込みを入れ、パプリカは縦長に、ニンニクは縦半分に切る。
②フライパンに、オリーブオイルとニンニクを入れて中火にかけ、いい香りが立ってきたら白身魚を入れて焼き色がつくまで焼く。
③アサリ、ミニトマト、ブロッコリー、スティックカリフラワー、しいたけ、パプリカを入れ、白ワインを加えて強火でアルコールを飛ばした後、ふたをして4~5分ほど蒸し焼きにし、アサリの口が開いたらハーブソルト少々で味を調える。お好みでフレッシュハーブやオリーブを散らしてもOK!
太らない生活習慣(23)
寝坊はリバウンドの引き金に!
休日はついつい朝寝坊していませんか? 実は、週末の朝寝坊は体内時計を狂わせ、脂肪の蓄積、インスリン分泌、腸の食物吸収など、代謝に大きな影響を及ぼすといわれています。あわせて血中脂質の増加、インスリン抵抗性の悪化、ウエストの肥大、BMIの上昇、善玉コレステロールの減少などに関与するというピッツバーグ大学の研究グループによる研究発表が学術誌に発表されています。ダイエット中はもちろん、リバウンド予防のためにも、規則正しい生活習慣が大切なんですね。油断することなく一緒に頑張りましょうね!
ほり・もとこ/野菜ソムリエ上級プロ、J Veganist、受験フードマイスター、冷凍生活アドバイザー、アンチエイジングプランナーほか。第6回・第8回野菜ソムリエアワード銀賞受賞
『週刊ほ〜むぷらざ』野菜ソムリエ上級プロ 堀基子の「太らない食べ方研究所」[24]
第1804号 2022年3月3日掲載
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