ビューティー
2022年1月27日更新
[沖縄・メーク術]悩み別のケアで若々しい目元|美makeup
[美makeup]執筆/平良芽依美(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
悩み別のケアで若々しい目元
マスク着用時は顔の半分が隠れてしまうため、見た目の年齢を左右する重要なパーツといえば目元です。今回は目元の悩み別のケアをご紹介します。
目元専用のケアアイテムを活用
目元は、しわやハリ不足、くすみなどの悩みが表れやすい部分であるため、専用アイテムでのケアが大切です。目元の皮ふはとても薄く、血流や水分代謝など肌内部の状態が反映されやすく、同時に、外気や生活習慣、加齢の影響を受けやすい傾向があります。下記にお手入れポイントをまとめました。
1.目元専用クレンジングを使用
アイメークの落とし残しや摩擦を防ぐためにも、全顔用とは別に「目元専用クレンジング」で優しくしっかり落としましょう。
2.アイクリームをプラス
顔全体のお手入れの後に「アイクリーム」を加え、目元の乾燥や小じわ対策を。さらに、目の周りを軽くツボ押ししながら疲れた目元の巡りケア=左囲み=もできれれば、なお良し。力の入れ過ぎに気を付け、優しくケアしましょう。
3.週に数回のアイマスクで集中ケア
乾燥する季節には、目元専用のシートマスクもおすすめ。シートの密閉効果で美容成分をしっかり届けることができます。
ケア次第で効果の実感早く
目元の悩みに合わせたケアで、効果の実感も早くなります。しわやハリ、くすみが気になる人は、下記を参考にケアに取り組んでみましょう。
【しわ】 乾燥によるカサつきからできる、ちりめん状や線状のしわ。そのまま放っておくと、深いしわの原因になります。保湿力の高いスキンケアで乾燥による小じわを目立たなくしたり、しわに効果的な有効成分を含んだ化粧品を使いましょう。また表情のくせも影響しやすいので、「眉間にしわを寄せる」などの表情に気をつけましょう。
【ハリのなさ】 加齢や紫外線などによってハリの素となる成分が作られにくくなり、真皮自体が薄くなります。また、筋肉が衰えてくると皮膚が下がり、たるみに。うるおいを補給して角層を柔軟にし、フェースエクササイズなどで筋肉を動かして豊かな表情を保ちましょう。
【くすみ】 肌の水分量が低下すると、乾燥して透明感が失われます。また血行の循環が悪くなると栄養や酸素が行き渡りにくくなり、老廃物の排出が滞って疲れた印象に。保湿&美白効果のある化粧品での予防ケアと、フェースマッサージがおススメです。
◆ ◆ ◆
悩みに合わせたケアで、いつまでも若々しい印象を保ちましょう。
目元のつぼ押し
★スキンケア、化粧下地で肌を整えた後に使用する。
目の周りのつぼ押しを取り入れ、疲れた目元の巡りをケア。力を入れすぎずに、心地よいと感じる力加減で優しく行う。
1.図(1)の矢印の方向に指を動かし、まぶた、目の下にアイクリームやマッサージクリームをなじませる。
2.手の爪が当たらないように注意しながら指を使って、図(2)の丸印の箇所のつぼを押す。
中指で目頭のくぼみを押した後、人さし指、中指、薬指の3本で目の下のつぼを押し、最後にこめかみを押す。
★ 3秒かけてつぼを押し込んだ後、3秒かけて指を離すようなイメージで、ゆっくりと深呼吸しながら行うと効果的。
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『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1799号 2022年1月27日掲載 毎月第4週に掲載