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2021年10月7日更新

[沖縄]おうちで手軽に体操! 南城市社協が動画配信

コロナ禍で外出自粛が続く中、「運動不足を解消しよう!」と、おうちでも気軽に実践できる体操を動画で配信する南城市社会福祉協議会。免疫力を高めることは感染症対策にもつながる。ぜひ参考にして!

免疫力を「アゲアゲ」


下半身を中心に全身運動

いすに座って行うストレッチや筋トレ、有酸素運動を行う「免疫力アゲアゲ体操」を昨年、動画投稿サイトで公開した南城市社会福祉協議会。動画の考案者で、市から受託している高齢者筋力向上トレーニング事業「がんじゅう教室」の運動指導を担当する金城智士さん(37)は、「コロナ禍で教室の回数が減り、参加者の筋力の衰えが気になって、何かできないかと思いついたのが、この体操」と説明。動画をアップするに当たり、「コロナ禍でも気持ちをあげていこう」という思いを込め、職員とともに話し合い「アゲアゲ」という名称にしたという。

「高齢者を中心に誰でも実践できるよう工夫しました。代謝を上げることで免疫力アップにもつながると思います」と金城さん。体操は継続しやすいよう下半身を中心に軽い運動から始め、少しずつ筋肉に負荷がかかるよう進められ、全身運動ができる。高齢者でも分かりやすいように画面の文字を大きくし、動きもできるだけシンプルにした。

利用者からは、「おうちでも運動が続けられてうれしい」「体力アップにつながった」など、喜びの声が上がっている。

現在、「イスに座ってストレッチ編」や「マットで運動筋トレ編」など5本がアップされている。金城さんは「今後は、体操のバリエーションを増やしていきたい。地元南城市はもちろん、県内外の多くの人に知ってもらい、体力づくりに役立て」と話した。


いすを使った運動

運動のポイント
1.筋肉に負荷がかかっているのが分かるよう意識する。
2.呼吸は止めない。ゆっくりと呼吸をしながら行う。
3.無理せず1日1回行い、継続することが大切。
いすに座って行うストレッチや筋トレ、有酸素運動を行う「免疫力アゲアゲ


ももの前の筋肉のストレッチ


① いすにお尻の右半分をのせ手は腰に添え、写真のような姿勢をとる。

② ゆっくりおなかをへこめて後ろに倒す。

※ももの伸びを感じながら、②の状態を10秒から20秒キープ。反対側も行う。

お尻とももの横側のストレッチ
 


① 背筋を伸ばしていすに座り、図のように左足を右足にかける。背筋をできるだけ伸ばす。

② 胸を張って少しずつお辞儀をするイメージで体を前に倒す。10秒キープして①の体勢に戻す。

※体を前に倒したり、①の体勢に戻る際はゆっくりと。反対の足も同様に。


腰のストレッチ、おなかの運動

① いすに浅めに座る。手は腰の位置に添える。


② 図のように腰を背もたれに近づけるように背中を丸くし、5~10秒キープ。その後、①の体勢に戻す。

※②の体勢をとる際は、おへそをおなかの中に隠すようなイメージで。ふうーっと息をはきながら。①の体勢に戻す際は、おへそを前に出すイメージで胸を張る。

ももとお尻の筋トレ

① いすに浅めに座る。足の幅は肩幅くらい。手は足の付け根くらいにおく。

② 背筋を伸ばし、息を吐きながらゆっくりとお辞儀。

③ ②の体勢から、ゆっくりお尻を浮かし、5~10秒キープする。
※③のお尻を上げる際に、背中を反らし過ぎると腰を痛めるので注意。

お尻の筋トレ


① いすの横に立ち、右手でいすを使って体を支え、左手は腰に。左足を横に広げて止める。

② ①の状態から足を後ろへ引く。そして戻す。

c左右前後動かないように。股関節周りを鍛えることにもつながる。一連の動きを5回繰り返す。反対も。


体操の動画を配信

「免疫力アゲアゲ体操」は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信。現在、5本の動画をアップ! 下記から視聴できる。

「免疫力アゲアゲ体操」の動画




金城智士さん/南城市社会福祉協議会 健康運動指導士
 
『週刊ほ〜むぷらざ』今、考えたい乳がんとお金
第1783号 2021年10月7日掲載

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