年末恒例の歌番組を見ながら今年最後のこのコラムを書いている。
気温20度、外は小雨。今年の12月は暖かい。流れてくる過去のヒットナンバーをぼんやり聞きながら2023年をざっくり振り返ってみることにする。まず忘れていけないのがマスク前とマスク後があったこと。今年初めはみんな当たり前にマスクをしていた。3月13日、マスク着用の義務解除になってから私はすぐにマスクをしなくなったので、マスクしていたことが遠い昔のことのよう。部屋には箱買いしたマスクがそのまま置かれている。と書いてるここで歌番組にユーミン登場！　乃木坂46と「守ってあげたい」を歌うらしい。ここでしばらく休憩。
「卒業写真」「春よ、来い」と3曲演奏され、ユーミンは赤いメガネに黒のシックな装いで今夜もキラキラしていた。よしよし。推しの笑顔は元気の源だ。
話を戻そう。
そう、今年はライブや美術展、イベントにもよく出かけた。街にも人があふれ、今まであったなじみの店舗が姿を消したかわりに新しいショップの前には人だかりができている。日進月歩。空き地にはあっという間に建物がたち、風景はまだまだ変化していく勢いだ。



11月にあったことをつらつら書きだしてみる。
まず高校の還暦同窓会があった。卒業して初めて会う同級生もいたけど会話はあの頃のままでおかしかった。みんないい大人になっているのにくだらない事を言い合う。開南小学校出身者と久茂地小学校の出身者が、どちらが都会の小学校かを言い競っていた（笑）。どうでもいい話だけど大笑い。ほんと、同級生はずっとそのままでいてほしい。
根津美術館で開催された「北宋書画精華」で、北宋を代表する画家・李公麟（りこうりん）の神品と言われた「五馬図巻」や「孝経図巻」、国宝の「孔雀明王像」を鑑賞した。庭園はちょうど紅葉の時期で風流な気分を堪能。ここは季節が変わるたびに訪れたい場所のひとつだ。



那覇市文化芸術劇場なはーとで開催されたジャズマンスコンサートにも酔いしれ、今月初めの私の誕生日には埼玉スーパーアリーナで開催されたユーミンのライブにも行った。２万人以上の観客の腕に光るライト（フリフラ）は圧倒的な光の演出だったので、その映像が胸に焼き付いて忘れられないステージとなった。



こう書き並べるとなかなかの充実した日々だ。
だいたい思い立って一人で動く。このことを友人に話したら笑いながら「ソロ活ね」って言われた。言い得て妙。
そうだ「推し活のソロ活」を新しい年もまい進していきたい。
という事で
残り少ない2023年を元気に過ごし
皆さまも健康で明るく良い年をお迎えください。