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COLUMN

金城真知子

2022年10月20日更新

3世代の家族旅行① 70代の両親との旅行で感じた変化と目標

3人の子育てワーキングママ金城真知子が「ホッとする沖縄時間vol.84」をつづります!

先日、夫の両親と一緒に旅行に行ってきました。
4年前に行ったっきり、久しぶりの家族旅行。

70代の両親と40代の私たち夫婦。
そして、中2男子、小6と小1女子の娘2人。

一緒に住んでいても、世代も好みも違う私たちの
3世代7人の東京2泊3日の小旅行です。

久しぶりの旅行は、たくさんの発見と気付きがあったので、
今回は「70代の両親との旅行」という部分で、わが家の
旅行体験記をつれづれなるままにつづっていきます。


〜〜 旅の目的と内容 〜〜

わが家の場合、旅行の計画はいつもシンプル。
それぞれやりたいことが一つかなえばOKだよねという感じなので
計画する時は、行きたい場所や、やりたいことを出し合っていくんです。

・室内スカイダイビングをやってみたい私。
・おいしいものが食べたい夫。
・アニメやマンガが大好きな長男。
・テーマパークに行きたい末っ子次女。
・行きたい所が、あれこれあって決められない長女。

その時、母が遠慮がちに
「あと何回、旅行できるか分からないし、
せっかくなら東京に住んでいる親戚に会いに行きたい」とのこと。

いつもは、家族を優先して、
自分のやりたいコトを後回しにしてしまう母なので、

全会一致で、行き先は「東京」に決定!

加えて、来年、受験を控える
息子のリクエストを最優先に計画を立てました。

マンガとアニメ好きな長男が選んだ場所は、

「秋葉原」そう、、、アキバですよ!

アニメの聖地、世界のラジオ会館に行きやすくて、
アキバの空気感をたっぷり堪能できるように
ホテルも秋葉原の駅近に予約。

ただ、家族向けの広い部屋は探せなかったので、
3部屋に分かれて泊まることになりました。

(私にとっても人生初の「アキバ・ステイ」
刺激的だったので、また次回以降のコラムでも書きたいな)




〜〜 旅行の数カ月前。不安がっていた母 〜〜

半年前から決めていた家族旅行なのに、
航空券を予約した後も、コロナの感染者数が急激に増えてきた
7月〜8月頃には、とても不安がっていた母親。

数カ月前から
「きっと旅行の頃には収まるはずですよ」
「お母さんたち、ワクチンも打ってるから大丈夫ですよ」と、
何度も声をかけながら、過ごしていました。

楽しみよりもコロナ感染への不安を強く感じている親世代。

実際、旅行の直前まで周りの人や会いたがっていた
東京の親戚にさえ、沖縄から会いに行くとは言っていないことから
周囲の視線が、かなり気になってる様子が伝わってきました。

そんな中、先月9月からは収束ムード。
ちょうどタイミングよく政府の旅行支援も発表されたので、
ようやく「わが家も家族旅行」宣言ができたことにホッと胸をなでおろしました。




〜〜 お互いを大切にしながら 〜〜

3世代の家族旅行とは言っても、
ホテルに着いた後は、2班に分かれて行動していた私たち。
お夕飯は一緒に食べようか〜って話しながら、

日中は、家族7人
いろんな組み合わせで「班」をつくって
それぞれのやりたいコトを楽しむことができました。

夫と息子がアキバを満喫している間は、
私たちと両親は、近くのテーマパークへ行ったり、

両親が親戚に会いに行っている時には、
5人で室内スカイダイビング体験したり。。。

1日の計画は「一つだけ」に絞って、
お互い「今日はこれができたらOK」という
ゆる〜い形で行動!

その中でも、4年前と違って成長を感じられたのが、末娘。
もう小学生なので、電車の乗り継ぎでも、抱っこもおんぶも必要ナシ!

最後まで、自分で歩いてくれるから、
手をつないでいるだけでOKだし、
言葉が通じるから「安全面」でも、とってもラクでした。

その分、少し戸惑っていたのは母親の方でした。
車社会の沖縄とは違う、飛行場や駅など、人混みの中での長距離移動。
エスカレーターでも、降りる時に一歩ずつ、丁寧に踏み出すしぐさ。
そこに優しく手をつなぐお姉ちゃん。

今回からは孫が時折、祖母をサポートする存在になってきたんだなーと実感して
いろんな意味で子どもたちの成長と親の加齢を感じていました。




〜〜 目標を与えてくれる家族旅行 〜〜

旅行から帰ってきた夜。
自宅で、沖縄そばをすすりながら、父がスマホで測った「歩数計」を見ながら
旅行中の3日間は、毎日1万歩近く歩いていたことをシェア。
「ゴルフでコースを回った時と、同じくらい歩いてるよ〜」と
うれしそうに報告してくれたんです。

実際「1日一つの場所」って、ゆるく旅行を計画したつもりでも、
毎日ゴルフのコースに出ている運動量だなんて、そりゃ〜足がパンパンになるわけです。。。

40代の私でも、この疲労感なので、両親は、もっと大変だったはずなのに、
改めて、日頃からウオーキングをして健康作りをしてくれていたことに、
改めてありがたさを感じた時間でした。




そして翌日、LINEで写真をシェアした時には
「子供の成長と共に、わが年を感じます」と、笑マークを付けながら返信してくれた父と、

「これからも孫と一緒に旅行ができるように、お父さんとウオーキング頑張ります」と送ってくれた母。

きっと、かなり体はきつかったハズなのに、、、本当にありがたい限りです。

一緒に暮らしていても、
日常の中では気づけなかったことを気づかせてくれた3世代の家族旅行。

これからも、もっと一緒に、いろんな事を経験したいから、
やっぱりわが家は「家族旅行をする」それこそが目標かな。

今回の旅行では「おいしいモノを食べたい」という夫の願いはかなえられなかったから、、、次は、両親を巻き込む形で「グルメ旅行」に、お誘いしてみることにしよう!




金城真知子さんのコラム[カテゴリー:子育て 大人女子を応援]
 

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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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