読了時間 約3分
5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は「アーユルヴェーダ的、台風時の過ごし方」について。(監修/知念伽央梨 i-PLANA代表)
台風時の過ごし方
時がたつのは早いもので今年も残すところ約3カ月となりました。
台風が多い年になりましたが、その影響か、体調不良のご相談が多くあります。台風や急な低気圧、強風の日は、アーユルヴェーダでは「時ならぬ時(季節外れの気候や急激な気象変化)」による心身の不調が起こりやすくなると考えられています。
良質な油で心を鎮静
不調を整えるための過ごし方としてアーユルヴェーダでは次のようなものを薦めています。
- 温かいものをとる
- 冷たい飲み物や食べ物を避け、白湯やスープなど温かくて消化の良いものをとる
- 良質な油分を補う
ギー(純粋バター)を料理に使うなど適度な油分を食事に取り入れることは、皮膚や体内の乾燥を防ぎ、心の不安定さを鎮静させると考えられています。
台風時は交感神経が優位になりがち。停電でなくとも、ろうそくをともしたり、部屋の照明を少し暗くすることで副交感神経が優位になります。
激しい風や雨の音を聞いていると不安感が増す場合も。落ち着いた音楽を聴く、好きな香りを部屋に漂わせるなど、台風が去るまでの間、家の中でいかに穏やかに過ごせるかは体調にも大きく影響します。
オイルマッサージも
心身を休めるにはセルフアビヤンガ(オイルマッサージ)やヘッドマッサージ、耳のマッサージを行うと良いですね。
熱処理(100度まで熱して自然に冷ます)したゴマ油を使ったり、熱感がある時にはココナツオイルで体を優しくケアしたりしましょう。その後ゆっくり湯舟につかると、睡眠の質の向上、疲労回復、イライラ感の低下や、お肌や髪の毛の美容効果も高まります。
秋が深まると夏の疲れや朝・夕の冷えと日中の暑さという寒暖差から、乾燥や冷え、肌荒れ、便秘、不眠、冷え症、不安感などが起こりやすくなります。一方で、消化力は寒さが増すにつれて高まりますので、旬の食材を積極的に取り入れ、秋の味覚を楽しみましょう。食べ過ぎには注意ですよ。

体質チェックを行い、自分の体質に合うオイルを使ってヘッドマッサージや身体のケアを行う
インフォメーション
◆秋のセルフケア講座
家庭でご自分や家族のためにアビヤンガ(頭部、お顔、耳、身体のオイルケア)を行うための講座
〈日時〉2026年11月25日(水) 午後1時~午後4時
〈内容〉アーユルヴェーダハーブティー&スイーツ付き(座学・実践テキスト、アビヤンガに使うオイルを含む)
〈参加料〉3500円(税込み)
〈定員〉6人
〈場所〉スパパティヤ 沖縄県恩納村冨着1550-1 モントレ沖縄スパ&リゾート2階
《問い合わせ》電話 098(964)1808
監修者プロフィル

(株)i-PLANA代表 知念伽央梨さん
米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携AyurVedicMedicinePractitioner・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー、琉球料理伝承人
インスタグラムでフォロー&コメント
抽選でスパパティヤより、トリートメントサービスチケット等をプレゼント!https://r.qrqrq.com/iURcvbOZ
毎週木曜日発行「週刊ほ〜むぷらざ」心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ(123)
第2039号(2026年9月10日発行)から転載