木彫・漆工芸作家の兼次幸子さんが9月24日（火）～29日（日）にプラザハウス3階ギャラリーで個展を開く。11時～18時。

「暮らしに溶け込む木彫漆」をモットーに作品を作り続けて40年余。沖縄県工芸士の1人で2013年には、牡丹(ぼたん）を彫り込んだ手文庫に漆を塗り重ねた「琉球堆紅（ついこう）」で沖展賞を受賞した。

個展ではこれらの代表作を展示するほか、ファンに人気のゴーヤーのレリーフ＝写真上、トレーにもなる新作の角盆やもみじのプレート、朱漆の小皿＝同下＝なども展示販売する。兼次さんは「作家人生の集大成となる個展。普段使いしやすい器やアクセサリーもあるので実際に見て触れて使って“木が持つ気”に癒やされて」と呼び掛けた。


〈問い合わせ先〉
木彫・漆工芸ゆん
TEL：090・1947・3643