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2021年1月7日更新

中村印刷株式会社 代表取締役の知念由紀さん|活版印刷 手作りの趣

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.319
今ではほとんどみられなくなった活版印刷を手掛ける中村印刷株式会社(南風原町)。活版印刷は「活字」と呼ばれる金属製の字形を一文字ずつ並べて組み合わせた「活版」を使った印刷方法。現在では樹脂で作った凸版を使う場合もある。昔ながらの印刷技術に魅せられて事業を立ち上げた代表取締役の知念由紀さん(46)にその魅力などを聞いた。

温故知新で時代に即して

中村印刷株式会社
代表取締役
知念由紀さん


Q 活版印刷の魅力は?

 活版を紙に押しつける際につく文字のへこみや、インクののり具合から感じられる素朴さや温かみが魅力。弊社では名刺やショップカード、オリジナルノートなどを主に作製していますが、活版印刷による味わい深い印刷物は、手にとって印象に残りやすいと、名刺の作製依頼が多いです。もらった名刺を手にこんな名刺がほしいと来社する方もいます。
早くてリーズナブルな現在の印刷技術に比べて、一つ一つ手作業で仕上げる活版印刷は時間も費用もそれなりにかかりますが、大量生産の印刷物にはない手作りの良さがあります。お客さまが完成した印刷物を手にとって感動したり喜んだりする姿を見るとうれしく思います。
 

Q 活版印刷を始めたきっかけは?

 印刷業に携わって20年以上になりますが、ネットで活版印刷のことを知り、東京で開かれたイベントで実際に印刷作業を体験したのがきっかけ。事業としてやってみたいと思い、県内の印刷会社で約60年間使われずに眠っていた印刷機を譲り受けました。友人の町田宗明さんの協力で、さびついた機械をばらして一から整備し、ネットなどで使い方を学びながらさまざまな課題をクリアして、4年前に事業を立ちあげました。


Q 今後の展開は?

 まったく昔ながらのやり方では事業としては立ちゆかないので、温故知新で、今の時代に合った形で活版印刷の魅力を広めていきたいです。県内の作家やデザイナーとも交流して、その魅力が最大限に生かせるデザインを模索していきます。


活版印刷で使われるフートプレス印刷機(通称・手キン)。一枚一枚手作業で仕上げる


  活版印刷の名刺展を開催  

中村印刷株式会社では、活版印刷について知ってもらおうと那覇市で展示会を開催する。会期は2021年1月8日(金)~12日(火)。これまでに作った名刺や印刷機などを展示。詳細は下記に問い合わせを。
 

中村印刷株式会社
電話098(835)6560
南風原町宮城440-1
https://www.nakamura-insatsu.co.jp/

『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<319>
第1744号 2021年1月7日掲載

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