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2020年4月23日更新

おうちで楽しめるボードゲーム|おうちを楽しもう

近年人気が高まっているボードゲーム。今回は家で家族とわいわい楽しめそうなゲームを紹介します。那覇市のアナログゲームショップ&プレイスペース「サイコロ堂」の店主・伊東剛希さんにその魅力やおすすめのゲームについて聞きました。連休に家族と楽しんでみては。

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大人も子どもも一緒にプレー

卓上で専用のボードやこま、カードなどを使って遊ぶボードゲーム。その魅力について伊東さんは、「大人と子どもが一緒になって楽しめることが挙げられます。卓を囲んで相手の顔を見ながらわいわいプレーする、家族とのそうした体験はきっといい思い出になるはず」と語る。デジタルのゲームと違い、カードやこまなど実際にあるものを自分の手で動かすというのも醍醐味だそう。
「全員がルールを理解して、それを守ってプレーする必要があるので、ゲームを通じて人の話を落ち着いて聞く、順番を守るといった協調性が養われると思います」と伊東さん。実際、家族とショップのプレースペースに遊びにきた子が、だんだんそういった成長がみられたこともあったという。
小さい子どもがいる場合は、最初は相手の手の内を読んだり、かけひきが必要なゲームは避けて、盤上にある情報だけで何をしたらいいか判断できるシンプルなゲームがおすすめ。今回紹介するゲームは、簡単な間違い探しや観察力、記憶力、反射神経を競うもの。慣れてくると子どもの方が得意だったりするそうだ。

おばけキャッチ

【遊び方】カードに描かれた絵柄をよく見て、いち早く正解のこまをつかめるかを競う。こまは、赤いソファ、青い本、緑のビン、白いおばけ、グレーのネズミの5種類。山札からカードをめくり、そこに描かれた絵柄の中に、こまと同じ色と形が描かれている場合はそのこまを取り、そうでない場合は、カードに描かれていない色と形のこまを取る。

対象年齢/8歳~ プレー人数/2~8人 所要時間/20~30分
ゲームデザイン/Jacques Zeimet 製造元/Zoch(ドイツ) 販売元/メビウス ゲームズ


ナンジャモンジャ

【遊び方】
カードに描かれたユニークなキャラクターに自分たちで名前を付けていくゲーム。山札を一人ずつめくって、引いたカードのキャラに合う名前をつけていく。すでに名前が付いたカードが出た時、先にその名前を言えた人がそれまでに出たカードをすべてもらえる。集めたカードの枚数が多い人の勝ち。

対象年齢/4歳~ プレー人数/2~6人 所要時間/15分
ゲームデザイン/リーべディバ・アリョーナ(ロシア) 製造・販売元/すごろくや


キャプテン・リノ

【遊び方】
カードをタワーのように高く積み上げていくゲーム。写真のように屋根カードと壁カードを順番に置いて高層マンションのタワーを築いていく。手札の屋根カードをすべて置けた人が勝ち。途中で誰かがタワーを倒した時は手札が一番少ない人が勝ちとなる。

対象年齢/5歳~ プレー人数/2~5人 所要時間/5~15分
ゲームデザイン/Steven Strumpf & Scott Frisco 製造元/HABA(ドイツ) 販売元/すごろくや


ドブル

【遊び方】
さまざまな絵柄が描かれたカードを使って5種類のゲームが楽しめる。カードはぜんぶで55枚。それぞれ8つの絵柄が描かれているが、どの2枚を選んでも必ず同じ絵柄が1組あり、それをいかに早く見つけるかを競うのが基本のルール。写真は手札と中央の山札に共通する絵柄を探すゲーム。


対象年齢/6歳~ プレー人数/2~8人
ゲームデザイン/Denis Blanchotほか 製造元/Asmodee(フランス) 販売元/ホビージャパン


沖縄県内のボードゲームショップ
toi toi toi
住所/名護市城2-8-19 岸本第一ビル202号室
営業時間(商品販売のみ)/毎週土曜日:15時-19時
Twitter:@toitoitoigames

サイコロ堂
住所/那覇市三原1-1-1(B1)
営業時間(商品販売のみ)/月~金:15時-21時、土・日:13時-21時 ※火曜定休
050-3579-1105 Twitter:@saikorodo 

※各店舗ともコロナウイルスの感染拡大にともない、一部営業時間を変更しております。

毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1708号 2020年4月23日紙面から掲載」

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