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2018年1月5日更新

おしゃれなお部屋図鑑|PORTRAIT HANDMADE STUDIO(沖縄市)

週刊タイムス住宅新聞に掲載されているオシャレなお部屋図鑑vol.42。
クール・シンプル&イージー/プライベートルーム

クール・シンプル&イージー/プライベートルーム

白壁と床色を生かし茶色で統一感

趣味のモノを男らしく

革小物や帆布製品、アパレルなどのデザイン雑貨を扱うショップとして、2月に移転リニューアルした「ポートレイトハンドメイドスタジオ」。沖縄市山里の外人住宅を利用した店内には、シンプルな男らしさが漂う。

住宅として利用されていた3LDKの外人住宅のリビングダイニングキッチンを工房兼ショップとして改装した同店。もともとの白壁やダークウッドの床はそのままに、家具やディスプレー棚は濃い茶色を基調にまとめてある。
市販の板やオイルステイン、ユーズドの家具などを活用し、大工の友人と内装を手がけたという知念拓海オーナー(29)は、「原状回復が賃貸の条件だったので、壁や床・商品とマッチするよう茶色をベース色に。壁や天井を傷つけないために棚の取り付けにも気を使いました」と説明する。
プライベートではアウトドア派だという知念さんは、「装飾アイテムは釣り道具やスケートボード、バイクや写真などの趣味のグッズ。自分が好きなモノを詰め込んで男くさくすっきり見せるよう意識しました」と、笑顔を見せる。
作業デスクやミシン回りなどにも道具が取り出しやすく、すっきりと収納できるよう工夫されている手作り収納があれこれ。店内はマネしたいアイデアであふれている。




黄と青をアクセントに趣味の品も
友人からもらい受けたという黄色いバイクが大胆に飾られた一角。水道管のパイプで手作りした白熱灯の明かり、スケートボードや写真など色味を抑えた趣味のグッズ、天然素材の帆布バッグや刺しゅう入りのデニムなどの商品が、黄と青をまとめ役に一体感をかもし出している。



ポイント
木と革の商品棚
革小物やバッグのディスプレー棚は、ホームセンターで買った支柱と棚板にオイルステインを施したもの。支柱を突っ張り金具で固定し、天井や壁が傷つかないよう工夫してある。支柱に革ひもをネジ止めして棚板を固定するアイデアは、革職人の知念さんならでは。




ポイント
すのこの便利収納
制作に使う道具類を並べてあるのは、安価に手に入るすのこに色を塗り、ネジやフックなどを取り付けただけの簡単収納。頻繁に使うモノを取り出しやすく整理整頓でき、キッチンなどさまざまな場で活躍しそう。すのこの色次第で、いろいろなインテリにもマッチ。


使い込むほどに増す味わい



知念さんの革小物
実用性とデザイン性を追求し愛着を

店内で販売しているアイテムはすべて知念さんのデザイン・制作によるもの。なかでも革小物へのこだわりはひとしおで「気に入った形や色、使い心地のものを長く愛用して、革の味わいの変化を楽しんでほしい」と語る。
上質な革をアイテムごとに使い分けているほか、部分部分で革の厚みを変えるなどして使いやすさを追求。基本的に制作は使う人の要望に合わせて、オーダーメードで対応している。



[DATA]

PORTRAIT HANDMADE STUDIO
[ポートレイトハンドメイドスタジオ]

沖縄市山里3-9-18(地図
098-923-3767
午前11時~午後8時
休 日/月曜
駐車場/3台

https://www.instagram.com/portrait_okinawa/


取材/藤井千加(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1670号・2018年1月5日紙面から掲載

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