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2017年8月24日更新

おもしろ資料館へ行こう!|夏の思い出づくりに【今行くならここ!! 沖縄を遊ぼう】

8月も残りわずか。夏の思い出づくりに、あるいは「夏休みの自由研究がまだ終わってない」という子どもと一緒に身近にあるユニークな資料館を訪れてみては? 手作りの草玩具や野生の水鳥などを見学したり、学んだりして、大人もこどもも新たな発見の連続にワクワクするはず!


さまざまな玩具を前に語る館長の新崎さん

身近な植物で多様な玩具
沖縄草玩具館

アダンやサンニン、ビーグなど沖縄の植物を編んで作った玩具が所狭しと並ぶユニークな資料館。玩具は、風車、皿からバッタや旗頭、ヘビと幅広い。
館長は新崎宏さん(68)。かつて高校で生物を教えていた際、植物を使った玩具づくりによる理科の授業を始めたのがきっかけ。「身近な植物でこんなものができるのか」と好評を博したこともあり、2008年、自宅内に草玩具館をオープンし14年にリニューアルした。館内には国内各地、中国の玩具も展示。草玩具に関する著書もあり近々新刊も発行する予定だとか。
新崎さんの草玩具は「いかに遊べるか」がテーマ。作って達成感を得るだけでなく、少し工夫をすることで大人も子どもも楽しめる玩具へと変身する。遊びながら植物の名前や特徴、生育環境や地域の風習も知ることができる、素朴で奥深い草玩具の世界を体感してみては?


アダンの葉で作ったカジマヤー(風車)。「よく回るためには?」など考える時間も楽しい

住宅街の家屋を利用した資料館

沖縄草玩具館
沖縄県読谷村比謝矼78
090-9788-1831
開館時間などは電話で確認を/入館無料/P5台





木道にある展望所からの眺望。漫湖のマングローブが一望できる
 

街で触れ合う水辺の生き物
漫湖水鳥・湿地センター

那覇市街からすぐの場所にあり、ラムサール条約に登録されている漫湖とそこに生息する生き物たちを紹介。館内には湿地のジオラマ展示をはじめ、漫湖の移り変わりや環境問題について写真やパネルで分かりやすく解説し、学習する場としても広く利用されている。
また、実際に自然観察ができる木道では、マングローブや湿地に生息するカニやミナミトビハゼなどかわいい生き物たちも見ることができる。


ジオラマでは干潟・満潮時の湿地の生態系を紹介

湿地に目を凝らすとカニなど小さな生き物たちの姿も!


漫湖水鳥・湿地センター
沖縄県豊見城市豊見城982
098-840-5121
見学自由、9~17時/月曜、祝日が月曜の場合は翌日休館/入館無料/P30台





金城さんの写真が見つめるかつての書斎。たくさんの人が訪れている。

永遠のヒーローの生みの親
金城哲夫資料館(松風苑)

こども、大人問わず現在も憧れのヒーローであり続けるウルトラマン。その初期作品の脚本を担当したのが南風原町出身の金城哲夫さん。ウルトラマンの生みの親としても知られ、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会の演出も手掛けるなど幅広く活躍した。
惜しくも37歳の若さで亡くなったが、金城さんが使っていた書斎が当時のまま残されており、写真やシナリオなど貴重な資料を見ることができる。


金城さんの実弟で松風苑の支配人、金城和夫さんは「兄は豪快でスケールの大きな人物でしたね」と語る。

金城哲夫資料館(松風苑)
沖縄県南風原町津嘉山1384
098-889-3471(松風苑)
11時~21時(見学の際は電話連絡を)/無休/見学無料/P20台





他にも、宮國椋丞選手や安仁屋宗八選手の紹介も。
 

沖縄の野球の歴史が凝縮
沖縄セルラースタジアム那覇野球資料館

沖縄で唯一、プロ野球ナイター公式戦が可能な野球場。資料館はその入り口付近にある。
1958年、首里高校が戦後初めて甲子園に出場した際のボールや沖縄出身のプロ野球選手の紹介など展示物がずらり。2010年に甲子園春夏連覇を果たした興南高校の映像も公開するなど、野球ファンにはたまらない資料館だ。


首里高校が甲子園初出場の際に使ったボール

沖縄セルラースタジアム那覇野球資料館
沖縄県那覇市奥武山町42-1
098-857-0889
9時~21時/休館日は12月29日~1月3日、他施設イベント等による/入場無料
 


編 集/伊東一洋(トラべローグ)・編集部
『週刊ほーむぷらざ』沖縄をあそぼう・第1571号 2017年8月24日掲載

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