体験・遊ぶ
2016年7月28日更新
パン・アキモト|モノづくりの現場を見に行こう!【今行くならここ!! 沖縄を遊ぼう】
暮らしに欠かせないアイテムができるまでの工程は意外と知らないもの。現場に足を踏み入れれば目からウロコの連続だ。大きな機械や熟練の技、次々にでき上がっていく商品に好奇心がくすぐられる。ことしの夏は工場見学にGo!
ワフワパンが缶詰に
パン・アキモト(うるま市)災害時の備蓄などにオススメな「パンの缶詰」を作る工場が沖縄県うるま市にある。パン・アキモト(本社・栃木県)の缶詰は独自の製法と、脱酸素剤で缶内の酸素を抜き劣化を防ぐ工夫がされている。
見学では、470缶分にもなるパンの生地をスタッフが切り分け、缶詰に収めていく作業(写真)から、発酵、焼き上がり、ラベル貼りと出荷に向けた一連の流れが見学できる。
県内で作られるのは11種類、県内の土産品店や沖縄工場でも購入できる。3年備蓄ができる「おいしい備蓄食」シリーズのほか、沖縄土産にもオススメな紅芋味や黒糖味の缶詰、さらに備蓄後、災害時の緊急支援物資に充てられる「救缶鳥」などがある。
同工場の豊田優係長(45)は「パンの缶詰というと乾パンをイメージする人は少なくないがこの缶詰は数年たっても焼きたての状態。賞味期限は約1年、備蓄食で3年」とにっこり。「災害はいつ起きるか分からない。備蓄にもなるパンの缶詰に興味をもってほしい」と話した。
パンの缶詰のシリーズ。「救缶鳥」はNGO団体を通じて災害被災地や海外の発展途上国などの飢餓対策にも貢献/写真
パン・アキモト
■住所:沖縄県うるま市州崎12-78
■電話:098-921-4570
■時間:見学は9時~10時まで。所要時間は30分から1時間程度。
■予約:1週間前までに要事前予約
■休み:日曜休(繁忙期や状況によっては見学できない場合もある)
■http://www.panakimoto.com/company/
編 集/伊東一洋・高良蘭(トラべローグ)・編集部
『週刊ほーむぷらざ』沖縄をあそぼう・第1515号 2016年7月28日掲載