[特集]おうちで簡単! 服のリメーク|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|スマイリー矯正歯科

毎日を楽しく

裁縫・リメーク

2021年2月25日更新

[特集]おうちで簡単! 服のリメーク

着なくなった服を裁縫によって新たな物に作り替えるリメーク。服を再利用できるため、環境にも優しい。ミシンがあればより簡単にでき、作る物や生地によっては手縫いでもOK。リメークでおうち時間がさらに充実しそう!

洋服のデザイン生かす工夫を

そろそろ衣替えの準備をする時季。今回は、着なくなったシャツをリメークしたティッシュカバーの作り方を、洋裁教室を主宰する島袋つる子さんに聞いた。島袋さんは「洋服の元のデザインをどう生かすか考えるのも楽しい」と紹介する。



シャツで作るティッシュカバー

ボタン部分を取り出し口に!

Tシャツをエコバッグに、デニムパンツをバッグにするなど、不要になった衣服のリメークを楽しんでいる島袋つる子さん。「不要になった服のリメークは環境にも優しい。捨てる前に再利用する方法を考えて」と呼び掛ける。

今回紹介したティッシュカバーは、男性用のシャツを再利用した巾着型。さまざまな場所につるして使うこともできる便利な形だ。今回はシャツで巾着のひもも作ったが、好みのひもを使うのもいい。

「ポケットや刺しゅうなど、洋服の元のデザインをどう生かすか考えるのも楽しみの一つ。今回はボタン部分をティッシュの取り出し口として生かした」と説明。

「初心者でも作りやすい形だが、難しく感じる場合は、マジックテープやボタンで開閉できるようにするなど、工夫してみては」と提案する。

一番のポイントは、マチを付ける工程。「マチがゆがまないように、底の縫い目と横の縫い目がぴったり重なるように注意して=作り方3」と説明。「マチの付け方を覚えれば、トートバッグやランチバッグなどを作る際にも使える」と笑顔を見せた。

生まれ変わったお気に入りの服。まだまだ楽しめそうだ。



After。シャツをリメークして作った巾着型のティッシュカバー(手前)。奥は、マジックテープで開閉できるようにしたもの


材料・道具・事前準備

【材料】
着なくなったシャツ1枚、縫い糸

【道具】
裁ちばさみ、チャコペン、ものさし、まち針、ミシン(手縫いの場合は縫い針)、ひも通し(安全ピンでも代用可)、アイロン

【準備】
①着なくなったシャツにアイロンをかけておく
②ミシンの上糸と下糸をセットしておく


ティッシュカバーの作り方









教えてくれた人

しまぶく・つるこ/沖縄文化洋裁教室主宰。洋裁1級技能士。



プロに聞く! ミシン選びのコツ

初心者はスピード調節できるものを

「ミシンは大きく分けて、一般家庭で使う家庭用、オーダーメードの洋服店などが使う職業用、大量生産の服を作る工業用の3種類がある」と説明するのは、国吉総合ミシン店主の国吉繁さん。「初心者には、縫うスピードが調節できる家庭用がおすすめ。刺しゅうが好きな人には、人気のキャラクターの刺しゅうができるタイプも好評。トートバッグやマスクに好みの刺しゅうを施すと、オリジナルアイテムが作れます」とアドバイスする。

「ミシンの経験がある人には、しっかり丈夫に縫える職業用も人気。生地のほつれを防いで見栄えを良くする『ロックミシン』もあると便利ですよ」と話した。


購入時のポイント!

①何を縫いたいか目的を伝える
⇒縫いたいものやミシンを使ってやりたいこと(刺しゅうや生地のほつれ予防)を伝えると、おすすめのミシンを紹介してくれる。

②アフターフォローの確認
⇒メーカー保証の有無も購入時にはチェックを。故障の際の修理など、購入した店舗でアフターフォローがあると安心。

教えてくれた人

国吉繁さん。国吉総合ミシン店主
 

編集/比嘉知可乃
『週刊ほ〜むぷらざ』おうちで簡単!服のリメーク
第1751号 2021年2月25日掲載

裁縫・リメーク

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
比嘉知可乃

これまでに書いた記事:126

新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
真面目な話からくだらない話まで、「読んだ人が誰かに話したくなる情報」
をお届けできるように頑張ります!

TOPへ戻る