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2019年7月18日更新
[ほ〜むぷらざ便り・見て魅る]化粧品に県産素材と独自原料|株式会社ポイントピュール
久米島の海洋深層水や県産の素材を使った化粧品を製造・販売しているポイントピュールは、独自に化粧品の原料も研究開発している。直営ショップの「琉球コスメハウス」では原料からこだわった同社の製品を購入することができる。

店内には月桃やクチャなど県産素材を使用した化粧品が並ぶ那覇市安里の「琉球コスメハウス」。性別や年齢を問わずに使用できる化粧水や、ボディーソープなども多数販売している
「白金ナノコロイドヒト幹細胞エキス」を開発
ポイントピュールは、一般客向けの化粧品だけでなく、県内外のエステサロンで使用する化粧品や、ホテルのアメニティーなどを企画・製造する受託製造会社としての顔も持つ。2019年3月には、提供する製品やサービスの品質を継続的に向上させていくことを目的とした、品質マネジメント国際規格「ISO9001」を取得した。
同社取締役専務の大道りつ子さんは、「美容業界が注目する新素材と、久米島の海洋深層水などの県産素材を組み合わせて、より効果を実感しやすい化粧品作りに力を入れている」と話す。

大道専務は「お客さまからの要望に応えられる商品を作りたい」と話す
最近は、化粧品の原料を独自に研究開発することにも積極的に挑戦している同社。2018年には「白金ナノコロイドヒト幹細胞エキス」というオリジナル原料を開発した。「シミやシワにアプローチしやすいと言われる白金ナノコロイドに、さらにシミやシワの改善が期待できるヒト幹細胞の培養エキスを付着させ、コラーゲンで包み込んだもの。浸透性の促進が期待できるのが魅力」と特長を説明する。

612メートルの深海から、空気に触れずに汲み上げる久米島海洋深層水を基にした「KM-DSWP水」も同社オリジナルの化粧品原料水。同社の化粧品の多くはこの原料水を使っており、富山県立大学との共同研究で「蒸留水と比べて、コラーゲンの合成を促進しやすいという結果も確認できた」という。
これら二つの原料を使ったのが、「琉スパプラチナ ラップマスク」と「琉スパプラチナ 美容液」。ラップマスクは、「肌呼吸しながら美容成分を吸収しやすいように」と、コットンに小さな穴を複数開け、肌にコットンやラップを密着させるための構造にもこだわったとのこと。「ラップマスクは1週間に1度を目安に使うと効果を実感しやすい。美容液と一緒に使うと相乗効果が期待できますよ」と、にっこりアドバイス。
同社の化粧品は、久米島と那覇市安里にある直営ショップ「琉球コスメハウス」で購入することができる。各化粧品の特徴を熟知したスタッフが、おすすめの化粧品をしっかり紹介できるのは、自社で製造しているからこそ。大道さんは「8月10日までの間、来店時に『ほーむぷらざを見た』とおっしゃったお客さまには、白金ナノコロイドヒト幹細胞エキスを使用した美容液1回分をプレゼント」とPRする。
夏は日焼けや、エアコンによる乾燥など、肌の悩みが尽きない季節。自分に合った化粧品を探している人は、足を運んで相談してみては。
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ニキビ肌に悩む子どにもおすすめで、家族で使えるのもポイント。同時発売されている韓国でも人気があるようだ。
◆琉球コスメハウス那覇店
098‐861‐0305
http://www.purecosme.jp/

『週刊ほ〜むぷらざ』ほ〜むぷらざ便り 見て魅る
第1668号 2019年7月18日掲載