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2023年11月30日更新

Le・Lien-Ryukyu.(ル・リアン リュウキュウ)代表の新崎由佳梨さん|ダンスで開く 個性と国際性[彩職賢美]

「沖縄から世界へ」をコンセプトに、ダンスを中心に、毎日がキラキラ潤うレッスンを提供する総合エンターテインメント&Lifestyleスクール「Le・Lien-Ryukyu.」を経営。私自身も、プロのダンサーとして活動しています。エンタメを通して子どもたちや女性が世界に視野を広げる種をまき、自分を表現する力と、社会に貢献できる人材を育てていきたい。

撮影/比嘉秀明


自分らしく輝く人生を

Le・Lien-Ryukyu.(ル・リアン リュウキュウ)代表
新崎 由佳梨さん



表現して開放、自信も育む
社会に貢献する人材を育成


ル・リアンとはフランス語で縁、絆の意味を持つ言葉。「私自身が多くのご縁に助けられてきた。さまざまな出会い、そして世界につながる場になれば」と新崎由佳梨さん(38)。那覇市のスタジオには2歳児から、エンタメ業界を目指す学生、楽しく体を動かしたい大人まで、目的もレベルも違う生徒が通う。

ダンスレッスンは、ジャズ、ヒップホップ、Kポップなど多彩。ハイヒールを履いたセクシーな動きで、女性の美しさと力強さを表現するヒールダンスのレッスンは、新崎さんのステージを見た女性たちからの「元気になりました」という声を受け、「自分を開放させて女性として輝き、自信やパワーを得られる時間を作りたい」との思いから始めた。「子育て中の女性には特に、忙しい毎日の活力になっているよう」。

レッスンは英会話のほか、エンタメ業界を目指す人向けに表現力や歌、ウオーキングなどのクラスもある。自身もアート・ショー・ダンサーYUKARIとして、イベントやショーに出演。アーティストの楽曲やCMのダンスの振り付けなども手掛ける。「肩書は私の造語。踊るジャンルなどではくくれない、私らしいスタイルを表現しています」。

時には生徒と共に、イベントや海外公演に出演することも。「プロのステージに立つと、生徒は自分との違いや、パフォーマーとして必要なことに自分で気づく。発表の機会は、生徒のモチベーションとレベルアップにつながります」。今年は、バスケW杯の日本代表戦前に行われたダンスショーのオーディションに8人が挑戦し、出演を果たした。「うまいのに人前で表現することに臆病だった子も、自信がついたよう」と喜ぶ。

インストラクターとしてレッスンを担当したり、県外や海外でダンサーとして活躍したりする卒業生も増えた。「LAで活動する先輩を見て、『私もアメリカに行きたい』と、目標が広がった子も」。ダンスから将来の可能性と選択肢が広がっている。
 

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ダンスを始めたのは20代。スポーツ万能で、高校時代はバスケットボールや駅伝で活躍。国体にも出場した。「プレーヤーとしての将来を考えた時、身体面で限界を感じた。高校卒業を前に新たな目標を見つけられず、もんもんとしていました」

とりあえず、好きだったスポーツと語学が学べる東京の専門学校に進学。オーストラリアへの留学でスポーツ学や解剖学の基礎を学び、卒業後、沖縄のスポーツクラブで勤め始めた。勤務先で、ダンスエクササイズを初体験。「音に合わせて体を動かすのに悪戦苦闘。体で“表現する”感覚に衝撃を受け、私がやりたいのはこれだ! と直感的に感じました」。

海外で民俗舞踊やさまざまなダンスに触れ、自身のダンス技術を高める一方、指導の依頼が次々に入り2012年にスクールを開校。移転を機に、ダンスを通してやりたいことを見つめ直すため、1年間休業。東南アジアを一人旅する中で、「沖縄から世界に発信できる人・エンタメを作りたい」という思いが固まった。19年、「Le・Lien-Ryukyu.」としてスクールを再始動。世界を視野にプロとしてのマインドや考え方まで丁寧に伝える。「何のために、何を表現したいのか。自分と向き合い、オリジナリティー=軸を持つことが大切。これは、社会で何か役割を担うとき全てに共通しています」

今後は人材育成、パフォーマーのサポートに力を注ぐ。「パフォーマー一本で食べていくことが難しい人は多い。舞台に立ちながら無理なく働ける受け皿を作りたい。東南アジアで出演できる場も開拓中。沖縄のパフォーマーが活躍できる環境を広げたい」。新たなステージに向け、軽やかに舞う。


 セクシーでかっこいい! 型にはまらないダンス 


「影響を受けた映画は『コヨーテアグリー』『バーレスク』『Honey』。女性の体は独特。女性らしさを表現するダンスが好き」。アート・ショー・ダンサーYUKARIとして、県内外の大型イベントやショーに出演する。共演する機会が多いのは、オキナワンサルサバンドKACHINBA CONBO。「県内の小中高で行っているKACHINBAさんの学校公演や海外公演などでも、ご一緒させていただいています」。軽快なリズムに合わせ、時にセクシーに、時に元気いっぱい踊りまくり、会場を盛り上げる。


 海外公演、発表会で子どもたちに力 

23日に行われた発表会の参加者ら=「Le・Lien-Ryukyu.」提供

「出演の機会は、子どもたちにとって、成長やモチベーションになる」と新崎さん。11月23日には那覇市内で、スクールの発表会を行った。スクールの生徒140人と先生、ボランティアで7年指導を続ける児童センターのダンスチームが一堂に会し、ダンスを披露。「キッズクラスは、今回が初めての舞台。みんな一生懸命練習していました」と目を細める。
 


過去には海外公演に参加した生徒たちも。2019年に参加したマレーシア公演では、約4万人の前でダンスを披露した。海外を訪れた時は、孤児院の訪問や現地の人たちと交流を欠かさない。「民俗舞踊にはその土地でしか出せない味がある。交流することで、お互いの価値観や考え方を知り、沖縄の子たちは改めて沖縄の良さに気づき、世界を知るチャンスになる。どの地域に住む子どもたちにも夢を持ってほしい」。

https://www.le-lien.ryukyu/




プロフィル/あらさき・ゆかり
1985年、那覇市出身。日本外国語専門学校を卒業後、県内スポーツクラブにインストラクターとして勤務。2012年にダンススクール「スタジオ・ザ・ポイント」をオープン。19年、総合エンターテインメント&Lifestyle Studio「Le・Lien-Ryukyu」を設立。個人ではアート・ショー・ダンサーYUKARIとしてイベントやショーに出演。


今までの彩職賢美 一覧


文・比嘉千賀子(ライター)
『週刊ほ〜むぷらざ』彩職賢美<1429>
第1895号 2023年11月30日掲載

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