60代以上向け無料職業紹介も 働く不安に個別で寄り添う|発信 沖縄の魅力-未来をつくる企業-

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働きたいけれど一歩踏み出すのが不安…という人に、相談員が就職まで寄り添う「One×One(ワンバイワン)」。9月から、60代以上が対象の「高齢者無料職業紹介」がスタート。内容や利用の流れを、統括責任者の岡野みゆきさんと中部サテライト所長の澤岻美幸さんに聞いた。

沖縄県おしごと応援センターOne×One 統括責任者の岡野みゆきさん、中部サテライト所長の澤岻美幸さん

統括責任者の岡野みゆきさん(左)と中部所長の澤岻美幸さん(右)。「『自宅近くで働きたい』『無理のない時間働いて社会とつながりたい』など、一人一人に合うお仕事探しをお手伝いします」と話す

Q どんな悩みを抱えた方が相談に来ますか?

A 「就職活動をどう進めればいいか戸惑っている」「短時間しか働けない」「働きたいけど何が向いているか分からない」といった悩みを抱える方が多く訪れています。子育てや介護で長年社会から離れていた方、定年後も働きたい高齢者、不登校という経験を経て未来への一歩を踏み出したい若者までさまざまです。

最初は不安を抱えていても、一歩ずつ就職に向けて行動することで、自信を持って働けるようになる方がたくさんいます。中部・南部の相談窓口には年間約1千人が訪れ、約500人が就労につながっています。

高齢者からの相談が増えたため、9月から60代以上の方向けの無料職業紹介もスタートしています。

センターへの相談は無料。利用の際は電話で事前予約を

Q どのように就職へつなげるのですか?

A 専任の担当者が、まずはカウンセリングで一人一人の強みやスキルを一緒に整理します。その後、必要に応じてセミナーや実習、仕事の紹介へステップアップします。

「実習」は実際の職場でのおしごと体験です。不安な方にはスタッフがサポートしますし、グループ参加の実習もあります。実際の現場で仕事内容や雰囲気、体力を確かめられます。

その後はご希望に合わせて、短時間のお仕事をご紹介したりハローワークへつないだりします。就職が決まった後も、安心して働き続けられるようサポートしています。

Q 企業との連携ではどんな工夫をしていますか?

A 人手不足に悩む企業と、自分に合う働き方を探す求職者の「双方がハッピーになるマッチング」を大切にしています。

センターでは企業に「時間と業務の切り出し」をご提案しています。フルタイムの求人を短時間に分けたり、清掃や商品補充などの周辺業務を切り出したりすることで、応募者の増加につながっています。

雇用後もスタッフがサポートするため、「長く働いてもらえる」とうれしい声をいただいています。

Q 就業者の印象的なエピソードはありますか?

A 9年前、介護のため長年ブランクがあった60代の方がご利用になり、ファストフード店への就職が決まりました。最近、「今も同じところで働いているよ!」と窓口に顔を出してくれたんです。70代で就職につながる方もいます。 

相談に訪れた当初は不安でいっぱいだった方が、仕事が決まると別人のように生き生きとした表情に変わっていきます。そんな姿を見られることが、何よりの喜びです。

専門窓口が一体となってサポート

グッジョブセンターおきなわの公式キャラクター「ジョブたん」

「ワンバイワン」は、沖縄県とハローワークが連携する就職の総合支援拠点「グッジョブセンターおきなわ」内にあり、関係機関と一体となって、サポートする。

同センターは、南部(那覇市)と中部(沖縄市)にある。

お問い合わせ

沖縄県おしごと応援センターOne×One
南部事務所 電話 098(865)5003
中部事務所 電話 098(923)0078

↓画像をクリックすると、「沖縄県おしごと応援センターOne×One」のホームページに移動します


毎週木曜日発行「週刊ほ〜むぷらざ」発信 沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー(444)
第2042号(2026年10月1日発行)より転載