最年長は82歳! 沖縄のシニアバスケチーム 2027年5月に世界大会へ|人生ブラボー!

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バスケットボールのシニアチーム「沖縄がんじゅうスター」のメンバーは主に70代。体力に合わせて、けがなく楽しく!をモットーに活動。全国大会にも精力的に出場している。(編集部/池原拓)

バスケ魂がアツい 「沖縄がんじゅうスター」の皆さん

沖縄がんじゅうスターの皆さん。週1回、沖縄市の山内中学校の体育館で汗を流している。「俺たちには時間がない、今、走れ」を合い言葉に、一つ一つのプレーを大事に試合に臨んでいる=山内中学校

チームのメンバーは15人で、年齢は70歳~82歳。本島中部を中心に那覇市からも集まり、沖縄市の山内中学校の体育館で週に1回練習している。選手兼監督の津嘉山孝さん(82)ら有志が50代の時に立ち上げ、県内外のシニアバスケットボールの大会に定期的に出場している。津嘉山さんは「けがなく楽しく! をモットーに活動しています。同年代の仲間たちと夢中になってボールを追うのは楽しい。みんなで苦しい練習を乗り越えて大会に出場することにやりがいを感じます」とほほ笑む。

バスケットボールというと運動量が多く激しいスポーツというイメージがあると思うが、メンバーは自分の体力に合わせて緩急をつけて巧みにプレーしている。練習は主に試合形式で行われるが、取材時には年齢を感じさせない、はつらつとしたプレーが随所にみられた。

バスケを続けることが体力維持につながり、それが日々の生活をエンジョイする活力になっているという。呉屋正成さん(77)は「継続は力なり。好きなバスケをいつまでも続けていきたいという思いが、日々の健康管理やウオーキングなどによる体力づくりのモチベーションにもなっています。一緒に切瑳琢磨(たくま)する仲間がいることも励みになります」と話す。

練習は主に試合形式で行われる。取材時はマネージャーの女性も交えて和気あいあいとしたプレーがみられた

全国大会で2度優勝

全国大会出場という目標があることで練習にも身が入るという。主将の喜納武信さん(74)は、「試合に負けるとすごくくやしい。勝ちたい! という熱い思いをこの年齢になっても味わえることもバスケを続ける動機になっています。近年の大会ではベスト4と、接戦の末に決勝進出を逃しているので、次の大会はより上を目指したい」と闘志を燃やす。

沖縄がんじゅうスターは、メンバーが50代と60代の時に全国大会で2度優勝している。70代の今、全国大会で優勝することがチームの目標になっている。全国大会に出場するほかのチームには、身長が180センチを超えるメンバーより背が高いプレーヤーも多く、強敵ぞろいだが挑戦しがいがあるという。

2027年5月、神戸で開催される世界ワールドマスターズバスケット大会への出場が決まっている。大会に参加するために尽力した福原兼治さん(75)と親泊紀博さん(72)は「海外のチームとの対戦は楽しみ。世界大会への参加はメンバーにとってこれまでのバスケ人生の中でも誇りになると思います」と話す。

津嘉山さんは「年齢的に体のあちこちを痛めているメンバーもいますが、体をいたわりながら80代になってもみんなでバスケを続けていければと思います」と語った。

全国大会 精力的に出場

沖縄がんじゅうスターは、神奈川県や山形県、岡山県などで催された全国大会に出場してきた。2004年に広島県で、11年に沖縄県で開催された大会=写真=で優勝している。津嘉山孝さんは「大会を通じて他県のチームと交流するのも楽しみ」と話す。直近では、ことしの9月12~13日に岡山県で開催された大会に出場した。


毎週木曜日発行「週刊ほ〜むぷらざ」人生ブラボー!(21)
第2032号(2026年9月24日発行)より転載