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2021年5月5日更新

[スープ・ド・サンテ・オキナワ]コロナ禍をスープで乗り切る

鶏や牛、豚などの骨を煮込んで作るだし汁「ボーンブロス」。近年、ニューヨーカーたちの間でも話題となり、多くの健康志向の人たちが注目している。そのだし汁をベースにしたスープが楽しめるのが「スープ・ド・サンテ・オキナワ」。県内のフランス料理店、7店舗のシェフが独自のスープを提供している。

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県産素材で西洋の伝統長寿料理

県内のフランス料理店のシェフたちが賛同し、「料理の力でコロナに負けない体づくりを目指そう」と企画した「スープ・ド・サンテ・オキナワ」。シェフそれぞれが、県産素材の鶏や豚、牛、ジビエ、魚類などの骨と野菜を長時間煮込んだ骨だしスープのボーンブロスを独自にアレンジした各店自慢のスープやジュレを味わうことができる。

発起人は、フランス料理店「ラ・メゾン・クレール1853」代表の小林光栄さん。「コロナ禍の中、料理人として多くの人を元気づけることはできないかと考えた際、西洋の伝統的な長寿料理の一つであるボーンブロスに目をつけました」と話す。

ボーンブロスには、骨から溶け出したコラーゲンを中心にアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素がたっぷり含まれている。体への吸収もよく、腸内環境を整え、免疫力アップにつながるといわれている。滋養強壮、肌や髪を若返らせる美容効果が期待できるという。

「沖縄にも似たようなものでコラーゲン豊富なテビチや豚のソーキ汁、イラブー汁など先人の知恵が詰まった琉球料理がある。そういう郷土料理に改めて目を向けるきっかけにもなるはず」と小林さん。「協賛シェフたちも料理人として常に情熱と真心をもって取り組んでいる。料理を通してその思いを伝え、おいしく味わってもらい、健康増進につながるとうれしい」と話した。5月末まで、下記の7店舗で味わえる。一部の店舗では調理法の披露も行っている。


各店自慢のスープ

ビストロ リーベ タマキ(南風原町)
「山原地鶏と島野菜のボーンブロス」 山原地鶏をメインとした鶏ガラを使用。自家栽培のニンジンや南風原町産のヘチマなどの野菜に自家製ハーブを加えて、8時間煮込んで仕上げている。☎︎098(889)8800
 
仏蘭西居酒家 ありす(那覇市)
「玉葱(たまねぎ)のスープ煮」 鶏ガラスープで玉ネギを丸ごと弱火でゆっくり煮て、塩と香草で味付けした一品。☎︎098(863)1996
 
モンマルトル(那覇市)
「県産ジビエと烏骨鶏(うこっけい)卵のコンソメロワイヤル」 キジや琉球猪などでとったボーンブロスを黒毛和牛のスネ肉や野菜、ハーブと一緒にコンソメに。糸満産烏骨鶏の卵で茶わん蒸し風にした2段スープ。☎︎098(885)2012


ビストロ 悦(那覇市)
「山原鶏と島野菜のポトフ」 素材を鶏のボーンブロスでじっくりと煮込んだ、滋味深いポトフ。☎︎098(866)8077
 
ローズ ソヴァージュ(那覇市)
「スープドピエドコション」 豚足や牛肉、野菜を長時間煮込み、コンソメ仕立てに。豚足と島野菜をレタスで包み込んだ一品。☎︎098(860)2870
 
ラ・メゾン・クレール1853(那覇市)
「ボーンブロスのジュレと旬菜のマリアージュ」 ミニトマトの爽やかな酸味を感じるジュレに、コンソメジュレ、カリフラワークリームと3層の味で楽しめる。☎︎098(963)6565
 
レストランB・B・R(うるま市)
「県産ビーツのコンソメスープ 純白のカーネーションを添えて」 ボーンブロスでビーツのコンソメをとり、生クリームのカーネーションを浮かべる一品。☎︎098(973)1234

毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1761号 2021年5月6日紙面から掲載」

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この記事のキュレーター

スタッフ
安里則哉

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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。

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