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5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は「良い睡眠を取るためのポイント」について。(監修/知念伽央梨 i-PLANA代表)
ウコンやショウガを入れて飲むと◎
暑い夏が過ぎ、いつの間にか季節は秋。日照時間が短くなり、夜の時間が長くなることから、日本には「秋の夜長」という言葉があります。つい夜ふかししたくなる時季ではありますが、「睡眠」に意識を向けてみませんか? インドでは良い睡眠は神様からの贈り物と言われているそうですよ。
アーユルヴェーダでは睡眠をしっかりとると①心身の疲労を取り去る②若さを保つ③長寿を得る、と考えられています。
良い睡眠をとるには、入浴前にアビヤンガ(全身のオイルマッサージ)を行い心身をいたわるほか、寝る前にホットミルクにウコン(秋ウコン)、ショウガを入れて飲むのがオススメ。ただし、牛乳と一緒に取ってはいけない食材に塩味、酸味、魚類をあげているので夕食後、1~2時間はあけて飲みましょう。消化しにくいとされている牛乳も、加熱すると消化しやすくなるとアーユルヴェーダでは考えられています。
牛乳に含まれるトリプトファンという成分は、日中は脳内物質セロトニンをつくりだすために必要で、夜になると安眠に導くメラトニンに変化すると現代栄養学で立証済み。5000年前の古い学問アーユルヴェーダでは、当時から温めた牛乳にウコンを入れて飲むと安眠につながるという知恵があったのには驚きますね。
ターメリックは油溶性なので、ギー(純粋バター)を少し入れることで風味も良く、ターメリックの効能を効率よく摂取することが出来ます。
白湯もおすすめ
ホットミルクが苦手な方は白湯を飲むのもオススメ。ほかにも次の方法があります。
- 着心地の良い衣類を着る
- 部屋の照明を暗くし、心が落ち着く香りを使う、音楽をかける
- ナスヤ(経鼻法、鼻腔にゴマ油を1~2滴塗る。脳の入り口は鼻だという考えがあり、頭脳労働などで疲労している時に行うと良い。アーユルヴェーダの古典書スシュルタ・サンヒター治療編40章には「夕方、行ったナスヤは心地よい眠りを与える」と記載されている)
- 1日の反省を行う(イライラ、モヤモヤしたまま眠りにつかないこと)
- 22時には眠りにつけるように意識する
アーユルヴェーダには睡眠に関する知恵が多くあります。できることから始めてみてはいかがでしょうか?

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監修者プロフィル

(株)i-PLANA代表 知念伽央梨さん
米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携AyurVedicMedicinePractitioner・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー、琉球料理伝承人
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毎週木曜日発行「週刊ほ〜むぷらざ」心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ(124)
第2043号(2026年10月8日発行)から転載