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2019年10月31日更新

月桃の実や松ぼっくりなど 秋冬は「実」を使ったスワッグを

「○○」調べます!
生花を束ねて作るとドライフラワーになる過程まで楽しめるスワッグ(壁飾り)。難しそうに見えるが、身近な植物を束ねるだけでも作ることができる。年末年始の飾りとして作ってみるのもおすすめ。

ブーゲンビレアやガジュマルの根のほか、月桃の実、リュウカデンドロ、ペッパーベリーなどの実ものを多く使ったスワッグ。ユーカリポポラスなどすっきりとした香りの植物も交ざり、香りも楽しめる
 
上のスワッグにシナモンとリュウキュウマツの松ぼっくりを加えたもの


ドライになる過程も楽しむ

空間を演出するスワッグ(壁飾り)は生花やドライフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)などさまざまな材料で作ることができる。

フラワースクールシエスタの與那嶺綾子さんは「生花で作って壁にかけておけば、ドライの状態になる過程を楽しめる」と提案。色の持ち具合は植物によって異なるが、「目で見るだけではなく、触れたり、香りをかいだりして、生花とドライの状態を比べるのも楽しみ方の一つ」と話す。

作り方は簡単で、①草花を使いやすい大きさに切る。②葉物は麻ひもで束ねる部分の葉を除去する。③長い葉物から順に手で持ちながら束ねていき、好きなところに花や実ものを加える。④輪ゴムで全体の枝を強めに束ね、麻ひもで結んだら完成=下参照。


◆スワッグの作り方とポイント◆

花や葉を使いやすい大きさに切る。

葉物は麻ひもで束ねる部分の葉を 除去する。


長い葉物から順に手で持ちながら 束ねる。
 ★葉の表裏や、葉の向き(流れ)に注意する。

全体のバランスを見ながら花や実ものを重ねて束ねる。
 実ものの長さはバラバラにすると自然に見える。


輪ゴムで茎をひとまとめにする。


輪ゴムを隠すように麻ひもで束ねて壁掛け用に輪っかを作って完成。


根や樹皮まで使う

與那嶺さんがスワッグ作りに使うのは花や葉にとどまらない。「ガジュマルの根や、はがれ落ちた樹皮もすてきな材料。根、枝、葉、花、実、種と、植物のいろいろな部分を使うことでスワッグの表情が変化する」と説明。「庭先にある月桃やブーゲンビレア、散歩の途中で見つけた身近な植物を使うのもおすすめ」なのだとか。

與那嶺さんは一つのスワッグを作るのに10種類以上の植物を使用することが多い。「葉物は同じ緑色でも鮮やかな緑もあれば、シルバーがかった緑もある。形も異なるので、3種類程度を交ぜると立体感が増します」とアドバイス。

秋から冬にかけては、実がついた植物が手に入りやすいと言い、オレンジ色の「月桃の実」や、赤色の小粒がかわいらしい「ペッパーベリー」はスワッグのアクセントにぴったり。

飾る場所は直射日光が当たらず、風通しの良いところが適しており、「クリスマス前は松ぼっくりを加えたり、正月前には水引をプラスすると季節感が出て華やかになる。スワッグ作りを通して植物に触れ、リラックスする時間を楽しんでほしい」と呼びかけた。
 
紫色のスターチスやチャーギ、クバの花などのスワッグ。制作後3カ月経過



フラワースクール シエスタ
代表 與那嶺綾子さん


撮影協力/ゆいまーる沖縄 本店


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編集/比嘉知可乃
『週刊ほ〜むぷらざ』「◯◯」調べます!
第1683号 2019年10月31日掲載

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比嘉知可乃

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新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
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