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2019年5月30日更新

世代は違えど経験&関心あり「美容医療のメリットは大!」|教えて! ドクター当山 特別座談会〈216〉

5月、来月の教えてドクター当山は特別編!沖縄の働く女性3人と当山美容形成外科の当山拓也院長による座談会を開催しました。みなさん世代は違えど、美容医療について「働く女性にとってメリットは大きい。もっと気軽になるといいよね」と共感。美容医療の経験や院長への質問、アドバイスなどたくさんの話題で盛り上がりました。


撮影協力/JOY HOTEL management


「沖縄の働く女性と美容医療」前編


■美容医療を受けたきっかけは?
近所のクリニックで気軽に始めました!

安座間 知人がフォトフェイシャル®️(※1)やプラセンタ(※2)を受けて、肌がすごくきれいになったんです。それで私も。ただ、それから5、6年、忙しくて何もやってないので、今、危機感を持っています。

下地 私は仕事で医療機器を販売していて、デモで2回ほどフォトフェイシャル®️をやってもらったのがきっかけ。小さいころからあったソバカスやシミが、3回くらいでおもしろいように取れました。すごく気持ちが明るくなって、これって必要なことなんだな、何もしないよりはやった方がいいな、と思うようになりました。

金城 美容医療には以前からずっと興味があり、定期的にプラセンタを打っています。メスを入れるのはまだちょっと怖い。でもプラセンタは細胞の代謝を促し自然治癒力が上がると聞き、安心して続けています。私の場合、周りの友人もやっていたので気軽に始められました。まだ継続中ですけど、ニキビが治り、痩せやすくなったりしています。

当山 皆さん皮膚科などで施術を受けていらっしゃるのが共通していますね。今は手術をせずに簡単にシミ、シワ、たるみを改善できる美容医療へのニーズが高まり、それに対応するクリニックも増えた。美容医療の裾野が広がってきていると言えますね。


※1 フォトフェイシャル®️とは
 肌に光を照射することでシミ、くすみ、赤ら顔、毛穴などを改善する。当山美容形成外科では、フォトフェイシャル®️の進化版ライムライト®️を提供。より痛みが少なく、照射時間も短く済む。

※2 プラセンタとは
ヒト胎児の成長を担う胎盤から精製された胎盤エキス。新陳代謝の促進、免疫力の強化、活性酸素除去の効果がある。治療は週1回、1カ月続けた後、月1回点滴注入。日本で認められているプラセンタは2種類。更年期障害などでは厚生労働省が保険適用を認めている。


気軽に美容医療を受けられるよう、裾野が広がるのが大事

当山拓也氏(当山美容形成外科院長)
東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学会教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、2016年医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。2017年、同院院長に就任。





■今、気になる美容医療は「ボツリヌストキシン」注射
額と眉間のシワに打ってみたい

当山 最近では一般的なクリニックでも美容医療に対応してくれるところが増えています。患者さんにとっては、そうしたクリニックや皮膚科、眼科の方が敷居が低いですよね。お子さんの水いぼの治療にきて、ついでにお母さんもやっていくみたいな。

安座間 まさに私がそう。子どもの皮膚科に行って、「あ、おもしろいのがある」みたいな感じでした。
美容外科は正直、敷居が高くて行きづらい。顔が変わってしまうくらいの手術をするところというイメージがある。だから同じ施術なら皮膚科など気軽に通えるところがいいなと。

金城 40代の知人女性で美容手術を受けた人がいます。その人は自分に自信があり、「私、整形したのよ。それできれいになった」と堂々と言います。全く気にする様子はない。そういう人を見ていると女性らしい美しさについて、彼女たちから学ぶことは多いですね。

当山 一般の方が気軽に美容医療を受けられるよう裾野が広がるのは、すごく大事なことだと思うんです。美容医療が一つの文化として受け入れられるといい。米国美容外科学会によると、年間で最も行われている治療はボツリヌストキシン注射(※3)でした。

女性 すごく興味ある。額と眉間にやってみたい!

金城 でも、打つと顔が動かなくなると聞いたことも。本当のところはどうなんですか?

当山 筋肉を動かしたときにできるシワの改善には、ボツリヌストキシン注射がいいですね。本来10の力で動いているものを2とか3くらいで抑えてあげるのが理想的。それが0になると表情が作れないので笑えなくなり、不自然になりますからね。注意が必要なのは眼瞼下垂(がんけんかすい、※4)があるかどうか。眼瞼下垂を考慮せずに打つと、額が動かなくなって目が開けにくくなり、二重の具合も変わってくる。そのバランスを取ることがとても重要です。私たちは、その人の眉毛の位置や話し方、顔の左右差、筋肉の使い方を見て、打つ量や位置を決めています。

金城 それを聞いて、ちょっと安心しました(笑)。

安座間 私は眉間の縦ジワがとっても気になります。

当山 そこは「アングリーライン」と言って、それがあるだけで、怒っていないのに怒って見えるんですよね。あと、夕方になると目のあたりの皮膚って薄いので、シワが出やすいですよね。そういう部分にボツリヌストキシン注射を打つと、小ジワができにくくなるんですよ。

安座間 目の下のたるみはどうですか?

当山 安座間さんは頬の位置が少し下がってきているので、下まぶたの内側から脂肪を取り、ヒアルロン酸をちょっと入れてあげるといいですよ。

安座間 痛みにトラウマがあって、すごく怖いんです。

当山 アンケートでも、痛みが怖い、副作用が怖いという意見は多くありました。痛みはゼロではないんですが、注射の前に塗るタイプの麻酔をするので、痛くて途中で止める人はいないと思います。

下地 私の職場でも女性はみんなシミを気にしていて、どんなカンジかよく聞かれるんです。相手の顔を輪ゴムでちょっと弾いて「こんなカンジよ」って伝えると安心して通い始める。あらかじめ、どれくらいの痛さか分かるといいですね。

当山 初めてで不安を感じる場合は、きちんと医師に伝えた方がいい。そうすると私たちも、リスクが少なくその方に適した治療を提案できますからね。


※3 ボツリヌストキシン注射とは
ボツリヌス毒素から抽出した成分を注射する施術。通常、神経細胞内より神経伝達物質が放出され、神経繊維と結合することにより筋収縮が起こり、表皮にシワができる。そこに同注射を打つことで結合を阻害。表情ジワのような筋肉の動きによっておこるシワを目立たなくする。

※4 眼瞼下垂とは
まぶたを上げる筋肉が弱くなり目を十分に開けられない症状。コンタクトの長期使用や老化が原因。



「美容医療=すごく高い」イメージが

金城ターニャさん(30代)
(株)ジョイ ジョイホテルマネージメント勤務。「仕事でフロントに立つこともあるので、笑顔や相手に心地よいと感じてもらえる接客を心掛けています。だから自分をきれいに磨くことも大切」と笑顔で話す。プラセンタの経験がある。





■美容医療で気になるコト1位は「金額」
高価な化粧品より美容医療がおトク!?
 
当山 フォトフェイシャル®️やプラセンタは、いまや美容の基本。私も毎週プラセンタを打つんです。

女性 えーっ! 毎週ですか?(驚)

当山 人は乳酸がたまると疲れを感じます。その乳酸を作る働きをブロックするのがプラセンタ。なので、プラセンタを打つと疲れにくくなるんです。女性だと肌ツヤがよくなるし、寝つきが悪い、肩コリ、だるいなど不定愁訴のある更年期障害に対しては、厚労省が保険適用を認めていますよ。
フォトフェイシャル®️は回数を重ねることで効果がより高まります。制限もなく手軽だし、通年通してやるといいと思いますよ。

下地 私はフォトフェイシャル®️でシミが完全に取れました。施術後も特別なケアや生活の注意がなく、保湿クリームを塗るくらいなので本当にラク。何と言っても朝、顔を洗って鏡を見たとき自分の顔に何もないのがうれしい! 「今日も頑張ろう」って思えます(笑)。

当山 美容医療で気になるコトについてアンケートを実施したところ、最も多かったのは「金額」でした。でも、高価な化粧品にお金をかけるより、フォトフェイシャル®️を1回やる方がずっと効果は高いんですよ。

下地 確かに。私もシミを隠すために塗っていた、いろんな化粧品が一気にいらなくなりました!



美容外科は敷居が高く行きづらい。同じ施術なら気軽に通える所がいいな

安座間美佐子さん(40代)
(株)シナジートラストキャピタル 資産運用部アセットコーディネーター。相続・資産コンサルティングに携わる。「人と会って話をする仕事で信頼感が大切。美容医療は身だしなみの一つだと思う」。プラセンタとフォトフェイシャル®️の経験あり。





■美容医療へのアンケートでは…
未体験者の8割が「興味あり」 経験者8割は「満足している」

当山 アンケートから、美容医療を受けたことがない人も8割は興味があり、受けたことがある人の8割は満足していることが分かりました。また、若い世代は美容医療にいいイメージを持っているようですが、40代、50代はそうではない。手術がメインの昔の美容外科の印象が強いからなんでしょうね。当院でも、「40年悩んでやっと来ました」という患者さんがいます。

下地 韓国では美容医療って普通のこと。外科治療にもあまり抵抗がないと聞きます。今は沖縄にもアジア系の方が多く出入りするので、彼女たちのようにとまではいかずとも、美容医療へのイメージが変わったらいいなって思います。

安座間 周りにいる若い人は全然抵抗がない。私が肌の悩みを話すと、「美容医療に行ったらいいさ」って勧めるんです。最近はテレビでもよく情報が流れるので、スマホで検索して料金とかを教えてくれたりします。

金城 私も抵抗はない。少し気になるのは「美容医療=すごく高い」というイメージがあること。でも最近はお試し料金とかの広告があったりして、入りやすく試しやすくなりましたね。

当山 料金については逆に、患者さん側から予算を提示してもらい、その範囲内でと言われた方が提案しやすいかも。それには患者さんとの信頼関係が大事になりますね。

女性 お財布とも相談が必要だし、続けないと意味がないので、そういう話ができるとうれしいですね。



フォトフェイシャル®️でシミが完全に取れた! 化粧がラクで朝、鏡を見るのがうれしい(笑)

下地マリ子さん(50代)
(株)琉球光和第一事業部営業二課係長。医療機器の販売に携わる。「仕事で美容医療を経験し、気持ちが明るくなり、周囲の反応も大きかった。多くの女性にとって必要なものだなと感じました」と話す。フォトフェイシャル®️の経験がある。



アンケートで見えた世代別の悩み
座談会にあたり当山美容形成外科で県内の働く女性約100人にアンケートを実施。世代別の悩みは以下の通りです。


20代
 1位 脱毛
 2位 シミ
 3位 ホクロ

30代
 1位 脱毛
 2位 シミ
 3位 毛穴

40代
 1位 シミ
 2位 脱毛
 3位 毛穴

50代
 1位 シミ
 2位 脱毛
 3位 ホクロ




<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com

※「教えて!ドクター当山 特別座談会 後編」は2019年6月13日(木)発行の週刊ほ~むぷらざで掲載。お楽しみに!


<過去記事一覧>
『週刊ほーむぷらざ』 教えて!ドクター当山 特別座談会
第1661号 2019年5月30日掲載

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