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2017年12月7日更新

8科目の専門医が診察|心も体も健康にアーユルヴェーダ

5000年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」について、スパを経営する株式会社i-PLANA代表の知念伽央梨さんが紹介します。テーマは前回に引き続き、インドの様子を伝える2回目です。

インド日記の第2弾はアーユルヴェーダ大学や病院の様子を紹介したいと思います。

私たちが訪れたのは、インドの北西部ジャムナガールにあるグジャラートアーユルヴェーダ大学と大学病院。インド政府が運営しているので、なんと診察料は無料! なので早朝から患者さんが大勢、押し寄せます。その数は1000人から1500人。病院の入り口では5ルピー、日本円でいうと9円程度でカルテを作ってくれます。

入り口ではウエルカムドリンクのように、苦い薬草のジュースを無料で配っています。まずはカウンセリングを受けそれぞれの症状に合わせた診察部屋に案内されます。

アーユルヴェーダは8科目に分かれて、それぞれの診察室があります。ドクターを数人の患者が囲み、それぞれ症状を訴えるのです。日本のように個人情報なんてありません。それにも驚きですが、診察時間はわずか5分程度。短いと思うかもしれませんが、そうでもしない限り、1000人以上の患者を見ることができないそうです。

インド人の目はとても大きいので表情が目に現れやすく、「何とか助けてほしい」とドクターに頼んでいるような表情に、切なくなることもありました。

薬として使われているのは、主に自然に自生している植物。沖縄もそうですが、そのような植物が人々の病を鎮静する薬として役に立っています。

私のスパでも実施しているシロダーラ(温めた油を額に垂らし全身をリラックスさせる)やアビヤンガ(全身のオイルトリートメント)、植物の葉を布で包み温め、体にあてるピンダ(ハーブボール)が、多くの方の不快な状態を軽減するために行われていました。

インドでは、症状別にドクターが診断した上で施術していましたが、私のスパではリラクゼーションとして行っています。トリートメント内容はインドとほぼ同様です。体と心が良い状態でいられるように、私ももっと自分のスパのトリートメントを受けようと思いました。


大学病院を訪れた知念さん。子どもはもちろん、お年寄りまで一日1000人を超える患者が来院する


専門の医師の指導の下、施術が行われる​


インフォメーション

  • アーユルヴェーダ学会認定初級講座(セルフケアアドバイザー資格)
    開 講/4月から、全55時間
    受講料/ 14万8000円(分割払い可)
    講 師/アーユルヴェーダ医師・浅貝賢司、栄養療法主宰・崎浜キヌ、知念伽央梨
    ※詳細、質問については、下記メール、もしくは電話で受け付け。
    メール i-plana-okinawa@ked.biglobe.ne.jp




株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨さん
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー


i-PLANA(アイプラーナ)
090-1946-9030
沖縄県北中城村美崎111-4


心も体も健康にアーユルヴェーダ
本コーナーは季刊「SeniorWave(シニアウエ~ブ)」と週刊ほ~むぷらざの連動企画。

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この記事のキュレーター

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ちぃちゃん

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元企画・編集プランナー
身の回りの「はてな?」や「なるほど!」を追い求めながら、好奇心のアンテナを張り巡らせて日々、取材中。何でもやるからには「徹底的」に。そのための息抜きも大切に。メリハリのある暮らしと、メリハリのある仕事のこなし方ができるよう心がけています。

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