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2020年11月26日更新

糖質や炭水化物が食欲を強める?|健康チャレンジ!(8)

医師の安谷屋徳章さんが、糖質コントロールによる健康法を紹介します。
執筆:安谷屋徳章さん

みなさんには、こんな経験はありますか? 風邪をひいて食欲が無くおかゆを食べる、気分が悪くて吐き気がして何も食べられないのでバナナとゼリーだけを何とか食べた、という経験です。

おかゆの材料は米で、炭水化物です。バナナやゼリーは糖質を多く含んでいて甘みがあります。

何が言いたいかというと、糖質や炭水化物は食欲ゼロの状態でも食べられてしまう、食欲を湧かせる栄養素だということです。他にも、おなかいっぱい食べた後でも別腹だからケーキは食べられる、というのもそうです。これらには、とても強い食欲増進作用があるのです。

ダイエットで腹八分を実践している時に、こうしたものをしっかり食べていると、おなかがすいてダイエットがとてもツライものになってしまいます。糖質や炭水化物が、ダイエットにおいては天敵であることがよく分かるエピソードだと思います。

ダイエットで腹八分を実践するときは、糖質や炭水化物から減らし始めることが理にかなっています。おやつを抜くのはツライと思うかもしれませんが、ダイエットの基本中の基本なので、押さえておきましょう。




あだにや・のりあき。糖尿病や生活習慣病の改善を専門とするゆいゆい内科クリニック院長。自身も糖質コントロールで20キロ痩せた。著書に「沖縄の医師が教える糖質コントロール健康法」など

「健康チャレンジ」のバックナンバーはこちらから。
 

毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1738号 2020年11月26日紙面から掲載」

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