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2019年3月14日更新

八重瀬町役場観光振興課商工係主査の屋宜忍さん|町の特産品生かし活性へ

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.234
那覇市に近接する八重瀬町。農業が盛んで海や山などの自然をはじめ、貴重な古代人骨「港川人」の化石が発見された遺跡や集落に残る石獅子など歴史や文化にも身近に触れられる。同町観光振興課の屋宜忍さん(42)は「多くの人たちに町の魅力を知ってもらいたい」と話す。

町の特産品生かし活性へ

八重瀬町役場観光振興課
商工係主査
屋宜忍さん


イベントで工芸品もPR

Q.八重瀬町の魅力は?
A.八重瀬岳や具志頭海岸に代表される豊かな自然をはじめ、県内最大で最古の「富盛の石彫大獅子」、働く喜びを歌う沖縄民謡「汗水節」の碑があり、獅子舞や棒術、エイサーなどの伝統行事が受け継がれています。
産業では養豚や酪農、また、豊かな土壌を生かした農業が盛んです。6年前から、商工会の「カラベジプロジェクト」を支援しています。このプロジェクトは、野菜を中心に地元の素材を使った食品や酒、焼き物といった色鮮やかな商品を製造・販売することで、八重瀬町のイメージアップと地域の活性化を図るもの。カラベジも軌道に乗り、多くの人に地元の魅力を知ってもらうことができました。

Q.力を入れていることは?
A.今年度は、特産物として事業所や生産者も多い工芸品を中心にPRし、地域の魅力向上を図っています。例えば、趣味で始めた酒器づくりのために窯を自作し、オリジナル作品を生み出している窯元や、制作過程を見ることができたり、体験ができる工房もあります。
そんな町内の工芸事業所を紹介し、作品の展示販売を行うイベントなども町内の大型スーパーで実施しました。また、2019年3月21日(木)には、町内に工房を構える作家による、作品を展示販売する「やえせ手ぃー市」も開かれます。地元で制作された逸品が数多く並ぶので、多くの人に足を運んで触れてもらいたいですね。

Q.今後の展開は?
A.菊の電照栽培が盛んなので、若い人たちに集まってもらえるよう、電照菊の明かりを生かした夜でも楽しめるスポットづくりを検討中。例えば、カフェなどのキッチンカーに来てもらい、コーヒー片手にのんびり語り合える、交流の場にができないか考えています。
また、町内には集落のあちらこちらにお宮があるのですが、集落を散策しながら探してみるコースがあってもいい。八重瀬町を訪れることで地元の隠れた良さや楽しさを知ってもらえればと思います。



町の公式キャラ「やえせのシーちゃん」の垂れ幕を真ん中に、右から屋宜さん、観光プロモーション支援員の仲里有加さん、神谷泰子さん(奥)


 3月21日に「やえせ手ぃー市」

工芸品を中心にハンドメイドの品々が並ぶ「やえせ手ぃー市」(写真は昨年の同市の模様)が、2019年3月21日(木・春分の日)に南の駅やえせで開かれる。八重瀬町に工房を構える作家による、小物やアクセサリーなどの展示販売や、制作体験ができるワークショップもあり親子で楽しめる。


<問い合わせ>
八重瀬町役場 観光振興課
098‐998‐2344

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「汗水キラリやえせの魅力」


『週刊ほーむぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<234>
第1650号 2019年3月14日掲載

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