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2021年7月29日更新

日々の変化が楽しみ|新米パパの子育て奮闘記②

新米パパの記者が日々の子育てをつづる同コーナー。生後6カ月を迎えた息子の育児に携わっての変化や思いを記します。乳児の悩みに多い湿疹の対処法についても小児科の先生に教えてもらった。(編集部・安里則哉)

新米パパの子育て奮闘記

キック音が目覚まし

「ゴン、ゴン、ゴン」とリズムよく響く音で私たちの一日が始まる。それは、息子がベビーベッドのフレームをキックする音。少し前までは、起きるとすぐに泣いていたのだが、最近はベッドのフレームを蹴ったり、バタバタと足や手を動かし、自分なりに遊びを覚えたようだ。フレームを蹴る姿を見ては、妻が決まって「将来はサッカー選手か!」とツッ込みを入れる。その流れで、将来はスポーツ好きに育てたいねといった夫婦の会話が始まることも多く、息子からいろいろな話題を提供してもらっている。
 
新米パパの子育て奮闘記

寝返りを打つようになった息子は、寝ていても定位置から大きく外れ、枕もあまり意味をなさない。寝相の悪さは、自分に似たのか?とちょっと不安になる。妻と私の間に息子を挟んで川の字で寝ることも。そのときは、寝返りで息子に覆いかぶさってしまわないかとヒヤヒヤ。何度も目を覚ましては、息子の寝顔を確認。一安心したところで、また眠りに就くの繰り返し。そんな気持ちを知る由もなく、息子は私の腰や肩付近に足を伸ばし、スヤスヤ寝ているが、いつでもキックOKの体勢が出来上がっている。蹴られて起こされるのも時間の問題かも。


妻の予想は的中!?

食事をする際、ジーッと私たちが食べるのを凝視することが多い息子。その姿に妻が「私に似て、がちまいになるかも」と言い放ったのは、3カ月前。それが現実味を帯びてきた。5カ月たったころ、下の前歯が2本生えてきたからだ。小児科の先生に聞くと早い方らしい。母乳だけでなく、早く食事をしたい願望がそうさせたのだろうと思っている。

そのタイミングで離乳食を開始。最初は、不思議そうな顔をして食べていたのだが、今では自分からすすんで口を開けて要求。まるで餌によってくるコイのようで、笑えてくる。食が変わったためか、うんちのニオイや色にも変化が。私たちと変わらなくなってきたと感じ、これも成長だねと妻と話している。


湿疹に悩まされる

生まれて初めての夏を迎える息子は、暑さのためか、湿疹に悩まされている。首や腕の関節、膝の裏に湿疹が目立つようになり、かいているのを見ると、こちらまでかゆくなってくる。早めに治してあげたいと思い、沐浴後に保湿ローションを欠かさず塗るのだが、よくなっては、再発したりを繰り返している。ひっかいてしまい余計に悪化させないように爪が伸びていないかにも注意。眠たくなると目をこすり、目の周りに傷をつけることも多く、爪のケアはその予防にもなるので欠かせない。

爪切りは主に私の役目だが、以前に爪の下の皮膚を傷つけてしまった経験から、失敗のないよう全神経を集中! 切り終わったころには軽く汗が出るほど。実は、妻から「失敗したでしょ!」と問い詰められることを恐れているというのが本音かも(笑)。

息子と接していて、日々の変化がこれまで以上に感じられるのが楽しい。昨日、ブツブツと何かを訴えかけたかと思うと、今日は隣の部屋に聞こえるほどの大声を発したり。前歯を見せて笑ったかと思うと、うまく寝返りができなくウーッといいながら悔しい表情を見せる。喜怒哀楽が少しずつ分かるようになってきたのがうれしい。




 新米パパの質問 
Q.湿疹がひどくなってきましたが、どうすればいい?
A.こまめに保湿をしてあげること

赤ちゃんの肌は、大人と比べると薄く弱いため湿疹ができやすく、汗が出る汗腺の密度が高いため、汗をかきやすいんです。汗や、離乳食、ヨダレなどが皮膚につくとすぐにかぶれてしまいます。おむつの中もそうで、おしっこやうんちが皮膚についている時間が長いだけで、すぐかぶれたりします。特に首や膝の裏など、皮膚が密着する部分に湿疹ができやすいので要注意。

なるべく皮膚をかかないようにしてあげることと、皮膚が乾燥しないよう保湿クリームなどでケアしてあげましょう! 

また、赤みがひかない場合は軟こうを使い早めに治してあげた方がいいです。かゆそうな様子が続き、皮膚が荒れている場合は受診を。さらに注意したいのが治りが悪く、うみが出ること。その場合は、とびひの兆候なので早めの受診をおすすめします。

答えてくれた人

増田祥子さん/医療法人安心会 愛聖クリニック 小児科・内科医

毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1773号 2021年7月29日紙面から掲載」

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スタッフ
安里則哉

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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。

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