体験・遊ぶ
2020年12月30日更新
今、趣味に夢中! ファミリーキャンプ
もともとアウトドア好きだったという沖縄市の伊佐真誠さん(45)。一番年下の子が、外で遊べるようになった昨年から家族で楽しむようになった。2、3カ月に1度のペースで出掛け、「今では欠かせない家族の一大イベント」と話す。
アウトドアで小旅行気分
伊佐さんファミリー(沖縄市)「待て~」「負けないよ!」と声を上げ、駆けっこをしたり、虫探しや木登りをする子どもたち。その様子を見守りながらのんびりとくつろぐ夫婦―。伊佐さん家族のキャンプのワンシーンだ。父・真誠さんは「自然に囲まれ、まったりとできるところが最高。外で過ごす家族の時間は特別感があり、小旅行気分が味わえる」とキャンプにはまった。 1泊2日の日程でキャンプを楽しむ一家のルールは、「自分の物は自分で準備する」こと。寝泊まりするための着替えや遊び道具などは、それぞれでバッグに詰める。子どもたちは「キャンプの日が待ち遠しい」と、早めに準備を済ませるようになったという。 妻・真紀子さん(45)は「食事は子どもたちにも手伝ってもらえるよう、簡単にできるものを準備します。肉やウインナーなどを焼いてくれたりと自分から積極的に動いてくれるので頼もしい」と、子どもたちの成長を実感している。
童心に返って楽しむ
テントの設営は主に真誠さんの担当だが、設営後は「満足感でいっぱい。昔よく楽しんだ秘密基地が完成した感覚を思い出す」と笑う。家族でボール遊びや追いかけっこをしたりと、童心に返って楽しめるのもキャンプの醍醐味だ。 子どもたちも思い思いに楽しんでいる。長女の桜子ちゃん(8)は「みんなではしゃげ、夜まで遊べるのが楽しい」、次女の芽生子ちゃん(6)は「芝生で思いっきり走れるのがいい」、長男の真市郎ちゃん(4)は「テントで眠るのが好き」とニッコリ。 夕食後は、「鬼ごっこが楽しかった」「自分でバッタを捕まえたよ!」といった声が飛び交い、家族のコミュニケーションの時間に。子どもたちの就寝後は、ビール片手に星空を眺めながら語り合うのが夫婦の至福のひと時。自然に囲まれていると、気持ちも開放的になり本音で話せるのだとか。
キャンプにハマり楽しむ回数も増えた伊佐さん家族は、アウトドアでも新型コロナ感染症対策を意識。「遊んだ後や食事の前は、しっかり手洗いするなどのエチケットを守るよう子どもたちにも言い聞かせている。何事もルールを守りながら楽しむことを子どもたちに伝えるいい機会にもなった」。現在は、近隣のオートキャンプ場を利用しているが「慣れたら、海や山など違ったキャンプ場に行ってみたい」とほほ笑んだ。
▲ウインナーを焼く桜子ちゃん(右)と芽生子ちゃん。調理時間も楽しいひと時だ
▲遊び疲れてしばし休憩の真誠さんと真市郎ちゃん
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『週刊ほ〜むぷらざ』今、趣味に夢中!
第1743号 2020年12月31日掲載
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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。