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2020年4月2日更新

[彩職賢美リターンズ]Mifee(ミフェー・美拝)代表のAkaneさん|素肌が輝く「肌断食」

彩職賢美に出た人が再登場する「彩職賢美リターンズ」。6回目は、Mifee(ミフェー・美拝)代表のAkaneさん。表紙の撮影時はアイブローとリップ代わりにワセリンのみ。現場では「本当にすっぴん?」とため息がもれた。Akane(あかね)さん(47)は、基礎化粧品や化粧品を断つ「肌断食」を提案している。「早く50代になりたい。その時に今よりキレイになれて、素肌で勝負できたら格好いいでしょ」。輝く美しさの源には、素肌への自信がある。

Mifee(ミフェー・美拝)代表
Akane 
さん

本気で向き合い 結果にこだわる

とにかく結果を出すことにこだわっています。「肌断食」を提案しているのは、「時間とお金をかけず、安心してキレイになれる方法」を追求したから。安心できることは大前提。良いものでも高価だと続かないので、手ごろなことも必須でした。世の中に無かったので、作ろうと思ったんです。

20年以上美容業界で勤め、3万人以上の女性に関わりました。なかなか自分に合う化粧品に出合えなかったり、効果を実感できても費用的に続けられなかったり、美に悩む人は多かった。そこで、「根本に戻ろう」と考えました。


自分の肌で実験 新陳代謝に着目

最初は、基礎から肌や化粧品のこと、化粧品の成分分析を学び始めました。知るほどに、「基礎化粧品も使わなくて大丈夫?」から「頼らなくても大丈夫!」へ、考え方が真逆に。基礎化粧品を減らすことで、肌にふたをせずに新陳代謝を促せばいいのではないか、と考えました。とはいっても、ただ基礎化粧品を抜いても年相応の肌に戻るだけ。年齢に逆らい、美しくなるにはどうしたらいいか。自分の肌で実験を繰り返し、せっけん素地100%のせっけんでの泡洗顔、リンパマッサージ、ピーリングなどを組み合わせた「肌断食」を考案しました。

肌断食を始めた当初はまったく知られていなかったので、カルチャーセンターなどで講座をし、SNSで周知。最初は生徒さんは少なかったけれど、誰もやっていないからこそ面白いし、理想的な方法だという確信があった。納得してもらえれば自然に広まるだろうと、売り上げのことは考えず目の前の方に向き合ってきました。

生徒さんからの口コミで徐々に広がっていったのは、2年目から。ほ~むぷらざの彩職賢美に出たのは、そのころです。肌断食のことを知っていただく、大きなきっかけになりました。今では生徒さんは、本土や海外からもいらっしゃいます。


中学生からメーク 20歳で美容業界へ

両親は理容師。物心がついたころから母が髪を編み、手作りの服を着せてくれて、オシャレって楽しい! と思うように。お店を手伝い、髪を切ってすがすがしく帰って行くお客さんを見ていいなと感じたり、中学生からメークを始めたり。ずっと美容に興味がありましたね。

20歳から大手のエステ業界で働き、本土と沖縄を行き来。その後、県内で大手のエステ2社に勤めるも、人間関係や年中数字に追われる日々に疲れ、時間にも心にも余裕がありませんでした。息子に感情的に怒ってしまい、その後、泣きながら「ごめんね」と何度謝ったことか。今でも思い返すと涙があふれます。女性をキレイにしたい! と、美容業界に飛び込んだはずが、働き方に限界を感じて、会社を辞めることにしました。

ずっと組織に属していたので起業は不安だったのですが、いざ辞めたら私にできるのは長年携わった美容しかないなと。以前から大好きな化粧品のメーカーがあり、そこの代理店をしようかと思ったのですが、折り合いがつかず。逆に意味があるのかもしれないと思いました。そのメーカーの化粧品を調べてみよう、と成分分析をしたことが、肌断食につながります。


試行錯誤を続けて 肌断食は今も進化

起業したのは40歳。それまで美容業界で切実に悩む方々に接し、責任の重さを実感してきたことが、私の基礎になっています。というのも、悩んでいる女性は、金銭的、精神的、時間的に、余裕がある方ばかりではありません。生徒さんも、シングルマザーとして子育てを頑張っていたり、病気で療養中だったり、近しい人を亡くして気持ちが沈んでいたり、それぞれ状況が異なります。そんな生徒さん一人一人に、「美」を通して元気になってもらいたい、前を向くきっかけになっていただけたら、と切に願いながら関わらせていただいています。

お客さんではなく生徒さん、とお呼びしているのは、一人一人の肌に本気で向き合っているから。時には厳しいことも言いますが、生徒さんの肌がキレイになると、アドレナリンが出てテンションが上がるんです! たまの休日も、生徒さんの肌に触れたくて禁断症状が出るほど(笑)。

起業したころから、より良い方法を求めて試行錯誤を続けていて、肌断食は今もブラッシュアップし続けています。エステ勤務で数字に追われていたころに比べて、生徒さんがキレイになることをひたすら追い求められることがとにかく楽しい。この仕事ができることに、心から喜びを感じています。


肌に触れると幸せ


講座には、Akaneさんによるフェイシャルマッサージ=写真=が含まれている。「人の肌に触れることが幸せ。マッサージ前後で質感や肌つやが変わると、テンションが上がります」とAkaneさん。肌マニアで、街を歩いていても、人の肌に目が行くという。


キレイな空間でおもてなし

Akaneさん提供

「どんなに疲れていても仕事後は40分掃除をします。生徒さんがくつろげる空間にするために、キレイにするのはおもてなしでもあると思っています」とAkaneさん。特に出入り口である玄関=写真=は念入りに掃除をする。


Mifee
090‐9787‐0915



プロフィル
あかね

1973年、南風原町出身。理容師の両親のもと、幼いころから美容に興味を持つ。93年からエステサロンに勤務。3万人以上にスキンケアや美についてアドバイスを行う。2013年5月に「Mifee(ミフェー・美拝)」を起業し、オリジナルの肌断食を提唱。月100講座をこなす。一男一女の母。


初登場の紙面(2014年9月25日号掲載)


撮影/比嘉秀明 文/栄野川里奈子
『週刊ほ〜むぷらざ』彩職賢美リターンズ<6>
第1705号 2020年4月2日掲載

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