夏休みは 私だって休みたい! 預かり保育を休む3歳児のアイデア集|金城真知子のコラム|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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COLUMN

金城真知子

2019年8月22日更新

夏休みは 私だって休みたい! 預かり保育を休む3歳児のアイデア集|金城真知子のコラム

3人の子育てワーキングママ金城真知子が綴る「ホッとする沖縄時間」を綴ります。(vol.14)



〜〜 母親として経験値も上がってきた気がした夏休み 〜〜

気がつけば、あっという間に夏休みも終盤。
真ん中の娘が小学生に上がったタイミングで「俺たちは学童には行きません!」宣言をされて3年目の夏。
その時から長期休みは、外出する仕事を極力少なくしている私。子どもたちが宿題をする横でパソコン作業をしたり、一緒に工作をしたり、午後にはお出かけしようね〜と相談したり・・・以前ほどイライラ感もドタバタ感もなく、平穏にコーヒーが飲めている私に「母親の経験値がアップしちゃってる〜!」と自分で自分を褒めている夏のひととき。

〜〜 なんで私は、夏休みじゃないワケ 〜〜

そんな夏休みに少し不満を持っているのは、3歳の末娘。「なんで私だけ、幼稚園に行かないといけないわけ・・・」とご不満の様子である。そう、彼女だけ「幼稚園の預かり保育」をお願いしているのだ。
私の中では明快な理由があって、3歳児が自宅にいると仕事に集中出来ない事。上の子2人の宿題を見られない事。お出かけする範囲が限られてしまう事、などなど、しっかりとした理由があるのだが、彼女にどう伝えていいのやら・・・
朝起きて登園準備をする頃からは、どんどん動きが鈍ってきて、朝食のヨーグルトを食べるだけでも10分以上かかる。
その間、私は仕事着に着替えキレイにメークをして「幼稚園だからお着替えしようね〜」と促すと、ヨーグルトのふたをペロリンとなめながら「に〜に〜(兄)とね〜ね〜(姉)は、お休みなの?」と小さくつぶやく。
「そーだよ〜!でもママはお仕事だからさ〜」と話すと、「そぅ〜、、、でもにーにー、ねーねーは居るの?」との事。。。「幼稚園、お休みしたいの?」と聞くと小さくうなずき、ずっとうつむいたまま私の顔を見ない。。。なんだか胸がキュンとする。
ま〜今日は自宅作業だけだし末娘も家に居ていいかな〜と思える日は、その場で幼稚園に電話をかけて「元気ですが、今日は休みます」と連絡を取る。
仕事着&フルメークのまま、自宅で子どもたちと過ごしながら、全然進まない仕事に「まーいっか」と一言つぶやき、また翌日を迎える。。。



〜〜 3歳時の口説き 〜〜

ちなみに、末娘は祖父母の事も大好き! 母親の私が仕事でどうしても家をあける(幼稚園に行かないと行けない)日には「佐敷のおばーちゃん家、行ける?」と聞いてくる(笑)。急には無理だよ〜と話すと「ジージー(主人の父)は家に居るかな?」など、両家の祖父母家、どちらかに行けない? と交渉してくる。
先生から幼稚園での話を聞いていると、お友だちと楽しく遊んでいるようなので、園の門さえくぐれば楽しい時間が待っていると知っているハズだが、自分だけが「学校」というのが、ちょっとだけ寂しい様子。
この間、お盆の前に実家に行くと、帰り際、おばあちゃんにスリスリして、「ね〜おばーちゃ〜ん、私だけでもお泊まりしてもいい?」とおねだり。本音はお盆の前準備で忙しいはずなのに、カワイイ孫娘のお願いとあらば・・・、とお婆ちゃんも二つ返事でOKしてくれた。(相手をメロメロにしちゃうこの甘え上手な所は《使う場所こそ無いが》私も見習ってみたい所である)
結局、お姉ちゃんと2人はそれから数日間、イトコの家やお婆ちゃん家に泊まったものだから、私は、本家(主人宅)と、実家と何度も通う事になってしまうという、移動ばかりのお盆だった。



〜〜 子どもと過ごせる時間 〜〜

先輩ママたちが言う「ママがいい〜!!って泣いてくれるのは、今だけだよ〜。あっという間に大きくなるんだから、子どもと過ごせる今を大切にしなさいね〜」って。
分かっている。頭では、いつも分かっている。だけど、原稿のアイデアがのってきたその瞬間に「トイレ〜!」と呼ばれる。急いで連れて行って、座らせて後はやってね〜と言ったら、トイレの中でずっと見てて〜! とねだられる。着られるはずのパンツもズボンも「マーマーが履かせて〜」と泣きわめく。「自分でやれる事は、自分でやろうね〜」ってなだめて、パソコンに向かっていると、娘は次見ても、ちょっと時間を空けて見てみても、当然のようにノーパンのままで駆け回って遊んでいる。
どうしよう、、、かわいいけど、カワイくない。。。
って、、、本音がポロリと出たところで、このままではいけないとパソコンを閉じる。8月の仕事は、半分に減らしているハズなのに、半分さえも進めないが・・・まーそれでもいーや!



令和になって初めての夏休みが、もうすぐ終わる。
いつもより1週間も短いから、小学生、2人の課題が終わらなくって、なぜか私まで一緒に切羽詰まっている。。。
明日は頑張りノート15ページやるからって言ってるけど、ホントに出来るんだろうか? そんな事を考えながらも、まだ終わっていない自由研究を憂う。

子どもたちと一緒に過ごせる日々と同じように、子どもの夏休みも、そんなに長くは続かない。。。


 



金城真知子さんのコラム[カテゴリー:子育て 大人女子を応援]
ほっとする沖縄方言 vol.14


 

この記事のキュレーター

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金城真知子

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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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